ゆとろ嵯峨沢の湯の口コミ情報失敗しました…

伊豆長岡温泉から、箱根に向かおうかと思ったが、前日に雪の予報もあり、熱海峠を抜けて伊豆半島東岸へ向かう。

雪にはならなかったが、雨は降り続けているので、急遽どこか日帰り温泉施設を探す。
ゆっくり探せばよかったのですが、路肩に車を駐車してだったので、スマホで「湯河原　日帰り温泉」で検索した所、こちらのお店がTOPに出て来ました。

住所をナビに入力すると、ナビ上にも店名が出て来たので、すっかり安心してお店に向かいました…
お店に着くと、門構えも立派なもので、益々期待が高まりました。

入口を入ると、右側にコイン返却式の下駄箱、しかし100円が入らない…50円使用の返却式だった!?
下駄箱上には、著名人のサインがこれ見よがしに並んでいるものの、最近の日付のものが少なく90年代のものが多く見受けられる。
正直、あまりサイン色紙を掲げている店は、飲食店も含めあまり個人的には好みではない。

不安がやや募りながら、フロントでの入館受付。
あまり愛想の良くない店員さんの説明を受けながら、ちょうどお昼時だったので飲食とのセットで2,600円程度（正確な金額を忘れました。）

館内に人は少なく、ここも建て増しした様な複雑な造り。
しかも、フロントでの館内案内は少なく、分かりにくい。

とりあえず、お風呂へ向かうが、脱衣所が想像以上に狭い!?
ロッカーは100円返却方式（ここは100円なんですね…）
入館には、レンタルフェイスタオルが1枚付いています。

カランも少なく、内湯も狭い。
露天エリアは、大きな滝から落ちる湯が、段々と各浴槽に注いでいる。
また、屋根付のジャグジーもある。
ただ、ジャグジータイプの浴槽は、入浴していると塩素臭が上がってくる。
普段、あまり塩素臭を気にしませんが、飛沫になっている事もあるのか、正直長く浸かっていられない位の塩素臭…
滝の湯も、滝近くは塩素臭が若干あり。（その他の浴槽は、気になりません。）
HPを見ると、浴槽全てかけ流し＆ろ過循環の様ですが、温泉的な感覚はありませんでした。

露天エリア奥にサウナもありましたが、こちらも建て増しなのか2段式の臂臑に狭いもの。
また、温度設定も70℃位でぬるく、風除室もないのでドアの開閉で外気が入り込み、汗をかくまではだいぶ時間が掛かります。

湯上りに、お食事処に向かいます。
先ほどお伝えした通り、建物は複雑で一番奥が1階のお食事処です。
食事の内容は、満足のいく物で、眼下にミカン畑と海が広がる絶景を見ながら頂く事が出来ます。
ただ、従業員数が少なく、帰りに「ご馳走様」の声を掛けても誰の姿も返事もありませんでした(笑)
あと余計な事ですが、館内全体はJ-POPのオルゴールが静か目に、食事処はマスターの趣味なのかJAZZ(?)が大きめの音量で流れていました。
多少の違和感を感じました。

帰りも、タオルがレンタルなので、フロントに返そうと思っても、誰も居らず、しばらく待って従業員の方が来られました。
フロントは、接客業の要ですので、必ず人は配置していないと…

前日の弘法の湯と真逆で、接客面でのマイナスが全体の店の雰囲気にも影響を与えてしまっていると思います。
確かに、施設の老朽化も目立ち、内湯の木枠の苔だったり、脱衣所のドアの汚れだったり、比較的手入れのしやすい箇所も放置されている様に感じます。
客目線で施設の見直しをして頂きたいと思います。
口コミを、あらかじめ確認しておけば良かったと後悔しました。