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投稿日:2025年5月6日
珍しい鍋が食べれる山奥の一軒宿 … (ホテルのせ川)
たこさん [入浴日: 2025年5月6日 / 滞在時間: 1泊]
33.0点
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22.0点
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44.0点
珍しい鍋が食べれる山奥の一軒宿
奈良県野迫川村の一軒宿です。GW中に一泊二食付で宿泊してきました。さて、野迫川村といえばあまり知名度は高くはありませんが、地理好きからすると、関西随一の秘境、面積の98%が森林、道が狭い、島を除いて日本一人口が少ない村、雲海が凄い、等いろいろありますが、個人的にこちらの施設は初訪問です。
大阪の家から堺→かつらぎ町→高野山→龍神スカイライン経由で野迫川村入り、村の道路はどちらも狭く初心者には厳しい感じは否めません。対向車が来ると難儀する箇所多数有り、ホテルに着くまでに有名な神社、雲海スポット等も観光してきましたが、村にはコンビニもスーパーも無く携帯電波も弱い箇所多数で正に関西最後の秘境と言えるかもしれません。
さて、ホテルはかなり年期はありますが、川沿いに建てられた3F建の立派な造りで中はそれなりに綺麗でした。部屋は普通の和室ではありましたが森林の景色と窓を開けると川のせせらぎといった感じです。
まず温泉を目指しましたが、GW中という事もあり、キャンプ場利用と思われる日帰りの方が多数訪問されており、満足に入れる状況ではなかったので食事後にしました。写真のような感じで、ph10超ではありますが、こちらの温泉は厳密には規定泉となり泉質はありません、浴感も特になく、加温・循環有、消毒はうっすら施されてました。残念だったのがこちらの施設は内湯のみで露天風呂が無い事でしょうか。
食事に関しては、かしき鍋という、鴨、イノシシ、雉肉3種の鍋となり、鴨はやや癖有、雉は過去にも食べたことがあるが個人的にはあまり好みではなかったものの、地元のうどんとイノシシ肉はかなりの美味でした。他にも高野山ごま豆腐や地元で養殖されている名産のアマゴも絶品でした。
場所的にかなり辺鄙ではありますが、高野山や龍神村エリアを縦断する場合は、やや尾根を降りていくだけなので、十分立ち寄り、宿泊は可能かと思います。また機会があれば訪問してみたいと思います。しかし従業員の方もお客さんも海外の方が半数以上な感じ、日本人客は何処へ・・・。5人が参考にしています