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投稿日:2023年7月14日
古代浪漫に思いを馳せる源泉かけ流し湯宿… (菊鹿温泉 延命館)
きくりんさん [入浴日: 2022年4月16日 / 2時間以内]
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古代浪漫に思いを馳せる源泉かけ流し湯宿
のどかな田園風景が広がる菊鹿温泉に佇む、創業100年を超えるという木造二階建ての老舗温泉旅館。土曜日の午後、日帰り入浴してみました。
到着すると駐車場の一角に源泉櫓があって、温泉ファンは気分が盛り上がります。入浴料350円は、玄関を入って左側の受付で。木造の建物がいくつかあり、玄関から廊下を真っ直ぐ奥へとずーっと直進。途中広間や併設する整骨院入口を通り越して進むと、突き当りを左折したところに別棟の男女別の大浴場があり、男湯は奥です。
棚にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸のみです。
窓際に12人サイズのタイル張り木枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉[源泉名: 合瀬川温泉(延命館1号、2号混合泉)]が、源泉かけ流しにされています。泉温45.9℃を加水・加温せず、41℃位で供給。循環・消毒なし。PH9.28で、肌がスベスベする浴感です。飲泉コップが置かれ、湯口の湯を口に含むと、無臭で全くクセがない優しい味がします。
続いて、外の露天風呂へ。東屋風の屋根が付いた7人サイズの岩風呂があり、湯温は42℃位。囲まれていますが、塀越しに林を望む景色です。浸かってふと見上げると、内湯の建物は三層の八角堂。近くの古代山城「鞠智城」を模して造られたものなのだとか。先客が上がれた後、しばらく貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン69.9mg、カルシウムイオン0.6mg、塩素イオン10.0mg、硫化水素イオン0.6mg、硫酸イオン41.1mg、炭酸水素イオン146.6mg、炭酸イオン36.1mg、メタケイ酸50.1mg、総成分量355.8mg
※なお、平成20年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。14人が参考にしています
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