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私は平成16年8月にバイクで行きました。フェリーが着く本村から細い島内道路を湯向方面に走行し、恐ろしい急坂を下ったところにある湯治小屋で2泊しました。温泉は湯治小屋から100メートル程いった海っぺりに建てられており、中は一応男湯と女湯に分けられていますが、温度差のある男湯と女湯を交互に入ったりしていました。湯治客や地元の人も同じようにして入っており大らかさを感じました。湯は白濁した硫黄泉で玉砂利が敷き詰めれて、その間から沸々と湧き上がっており、二日間入っただけで水虫が治ってしまいました。また温泉小屋からは東シナ海を挟んで噴煙を上げる硫黄島を眺めることができ、私は朝に夕に入浴してはその絶景を眺めておりました。湯治小屋は上屋久町の口永良部の出張所に連絡を入れて、本村のガソリンスタンドで鍵を受け取ります。料金は1泊600円程でその他LPガス代が別途かかります。小屋は6畳程度の広さで炊事場や食器、TV、冷蔵庫等生活するには十分な装備が揃っており不自由はありませんでした。ただこの小屋は海沿いにあるため非常にたくさんのフナムシが遊びに来ており、何をするわけでもありませんが虫嫌いの方には・・・ちょっとという感じですが、それを差し引いてもお勧めの温泉です。只秘境中の秘境であるため食料は事前にご用意をお願いします。島内のJAや商店でも調達はできますが・・・
また歩いては行くことは困難度が高い為、屋久島で原付バイクか軽自動車のレンタルをお勧めします。ちなみに寝待温泉まで大阪からバイク持参で3泊かかりました。2人が参考にしています