-
京都の市街地には、使えるスー銭やらが思いのほか少ない、ましてや、温泉付きや、大阪や神戸のこ洒落た雰囲気の施設など、皆無と言って良いかと思われるのですが、ようやくこの界隈にも使えそうな、スー銭が出来たのかなと思われます。
場所は、R24山城大橋東詰をR307信楽方面に入り、しばらく道なりに行くとあります、途中に大きな病院があり、そこを過ぎると左手にあります。此花と同じ様な、櫓が目印でしょうか、駐車場の入り口辺りに組まれております。
一般入場は、1千2百円と高めですが、これは、客を選り分けると言いますか「一度来て見て、高いと思ったらもう来なくていいですよ」と言ったニュアンスがあり、此花から、張り付きで応援に来ている施設担当のスタッフさんとお話をちょくちょくお話をさせてもらうのですが、此花一休のごった返し振りは、スタッフさんの技量や客筋にもよるでしょうが、店側としても、客に不愉快な思いをさせているのは本位ではなく、高めの料金設定は、混雑を抑える為のひとつのやり方と考えている様です。好みの問題かと思われますが、そもそも、客がオーバーフローした施設で癒しを求めるのには、無理があるかと・・。
私的には、京都から、あちらこちらに行く移動費(ガソリン代や高速代)などを込みると逆に安くあがっております。
さて、風呂場の方ですが、おおまかな作りは、此花を踏襲しており、内湯と露天を大きなガラス窓で仕切り、シーズン中は、その窓を開放しております、週替わりで入れ替わるのですが、脱衣所入口から見て正面の岩盤浴の受付を挟んで、右が露天に大きな松の木が立っている「松の湯」左が小さな滝がある「滝の湯」となっており、脱衣所・風呂場共に、だだっ広い部類には入らないと思われますが、平均的な広さかなと感じました。
お湯の方は、内湯と水風呂が地下水を使用しており、露天は温泉の湧出量の関係で、汲み置きした温泉を加温して「流し込み」にしており、最近流行りの一応「掛け流し」泉質は「アル単」で浴感は、若干つるぬるしており、匂いは微かに、「モール臭?」が致します、条例絡みで塩素系は、最低限入れているとの事、Ph値が高い為、薬品が混ざり難い特性があるそうなのですが、塩素臭の悪戯は、あまり感じませんでした。右左の風呂場の温泉に何故か、偏りがあり「松の湯」のほうが、よりつるぬる感があります。
湯加減のついては、粘りこみ上等の温め、此花にある高温浴槽は、設置されていません。
一休名物?露天の喫煙コーナーは、いまどき、無いだろうと思いきや、設置されております。
私は、週に1・2回ですが、通い込みに入っている状態なのですが、私的のベストポジションは、「滝の湯」の露天の東屋を組んである浴槽の左端付近、調度、小さな滝を眺めながら、「ボケ~」っと浸かる事が出来ます。現在の所、日曜の午前中でも、そんなに混んでいません、今後は解りませんが、平日と休日の客数の差があまりないとの事です。
例によって、サウナや岩盤浴、食堂などは、興味がないので、利用していません。
印象として、ようやくこの界隈にも、関西圏で競争力のありそうな施設が出来たのかなと感じました、ポイントカードも私的には、珍しく作ってしまいました。大阪からは、多少アクセスが良くないかもしれませんが「奈良」方面からなら、24バイパスと木津の辺りさえ詰まらかったら、意外とスムーズに来れる所かと思われます。
0人が参考にしています