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以前この下湯原温泉は田んぼの真ん中に露天風呂が一つ、何の囲いもない無料の混浴露天風呂で、その開放感たるや砂湯の比ではなかった。現在は有料の男女別露天風呂となってしまい、魅力は半減したが、超マニアックな方々の間で、知る人ぞ知る温泉がすぐ近くに残存している。
ひまわり館のすく裏手の田んぼに、土管のごとき直径1m程度の湯溜めがある。源泉が絶えず注がれ、ややぬめり感ある湯は泉質最高、砂湯よりこちらが断然上である。ただ、これは入浴施設ではなく、農家の方々が根菜を洗ったりする施設らしいが、微温湯と優れた天然温泉の香りが素晴らしく、人気が無ければ飛び込みたいところ。癖のない温泉なので、ペットボトルに入れて温泉を持ち帰った。
道路からあまりにも近いので、入るには相当勇気が要るだろう。通行人からは笑われること必定、それでも切実に入ってみたくなる不思議な土管湯。
勇気のある人はチャレンジしてみてください。1人が参考にしています