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投稿日:2024年2月15日
源泉かけ流しの白濁湯にほっこり癒される… (温泉民宿南部屋)
きくりんさん [入浴日: 2022年10月26日 / 2時間以内]
55.0点
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源泉かけ流しの白濁湯にほっこり癒される
奥入瀬渓流温泉街から少し離れた、奥入瀬川に架かる桂月橋を渡った先の森の中に佇む、大正時代の古民家を移築したの温泉民宿。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
入浴料400円は、玄関で若女将に。玄関から左手に廊下を進み、右折した廊下の左側に男女別の大浴場があり、男湯は奥です。
棚にプラ籠並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に2人分のシャワー付カラン、奥に3人分のカランがある洗い場。アメニティは、家庭用のものです。
左側に4人サイズのタイル張り木枠内湯があり、微白濁透明の単純温泉[源泉名: 猿倉温泉混合泉(再分析)(小笠原2号・注水井2号井泉、小笠原4号泉、小笠原7号泉、注水井1号井泉、注水井3号井泉)]が源泉かけ流しにされています。泉温55.8℃を加水・加温なしで、43℃位で供給。PH6.51で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒なし。湯口の湯を口に含むと、ほんのりと玉子臭がしてまろやかな味。かき混ぜると、沈殿していた白い粉のような湯の花が舞い上がり、白濁してしまいます。
離れた猿倉温泉からの引湯なのですが、匂いや浴感など温泉の個性が失われず、常連さんやマニアの方も納得の湯使いです。
ガラスブロックの仕切り壁が、レトロモダンな雰囲気。窓から裏山と林の景色を眺めつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。
宿泊料もリーズナブルなので、一度泊まって食事と温泉をじっくりと満喫してみたいものです。
主な成分: ナトリウムイオン65.4mg、マグネシウムイオン4.3mg、カルシウムイオン53.7mg、マンガンイオン0.2mg、フッ化物イオン1.1mg、塩化物イオン54.2mg、臭化物イオン0.1mg、硫酸イオン195.1mg、リン酸二水素イオン0.4mg、炭酸水素イオン20.4mg、メタケイ酸89.8mg、メタホウ酸10.6mg、遊離二酸化炭素38.1mg、成分総計0.541g
※なお、平成23年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。15人が参考にしています
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