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「翠(みどり)の湯」という名前ですが、この日のお湯の色をご覧下さい。黄土色とでも言いますか、こんな色に変化もするのかと驚きました。
湯温は少しぬるめでじっくりと浸かれました。洗い場がないので純粋に温泉を楽しむだけですが、入浴中はずっと一人だった為、思う存分堪能させてもらいました。
植木屋旅館で受付を済ませ、池の前を通って少し坂道を上がった所にあります。ノンビリとした集落のはずれにありますが、入口には130円の自動販売機があり、直ぐ近くにトイレもあるのは町営の施設だからです。しかし、その佇まいは思いっきりプライベートな露天風ゆえ、気兼ねなくお湯を満喫できること請け合いです。
赤いコップが置いてあったので恐る恐る飲泉しましたが、うーん、マズイ! 石油臭い匂いも強烈で、塩辛く何しろ苦味が強いクセのある源泉です。
喧噪を逃れてボーッとしたい方にオススメします。
今年は山にまだかなりの雪が残っていますが、その中で咲く桜や杉林、青空のコントラストが素晴らしく、印象に残る入湯となりました。0人が参考にしています