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- 然別峡かんの温泉の口コミ一覧
口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2025年7月19日)
6件中 1件~6件を表示
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数々の源泉かけ流しの名湯を楽しむ宿
然別峡シイシカリベツ川上流に佇む、大自然に囲まれた一軒宿。平日に、一泊二食付で利用して来ました。
この日は、こもれび荘3階の薪ストーブ付ツインルームに宿泊。窓から、温泉棟と山々を望む景色です。
早速浴衣に着替えて、温泉棟にある男女別の大浴場へ。20時に男女入替えになり、男湯は右側の「ウヌカル」です。
ロッカーとプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーあり。浴室の右側に8人分のシャワー付カランがある洗い場で、アメニティは花王製です。
浴室には計5つの湯舟があり、泉質は全てナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉ですが、異なる源泉がかけ流し。
先ずは、手前左側の8人サイズの石造り内湯「ウヌカルアンナーの湯」へ。うっすら緑褐色がかった透明の湯(源泉名: 源泉10号、12号)で、泉温45.9℃を湯温39℃位で。PH6.8で、やや肌スベの浴感。少塩化物臭、弱塩味です。
続いて、右側の6人サイズの石造り内湯「ウヌカルアンノーの湯」へ。うっすら緑褐色透明の湯(源泉名: 源泉5号)で、泉温56.4℃を湯温46℃位で。PH7.8で、やや肌スベの浴感。塩化物臭、旨じょっぱい。
階段を降りて、12人サイズの石造り内湯「波切の湯」へ。うっすら茶褐色透明の湯(源泉名: 源泉3号)で、泉温49.6℃を湯温44℃位で。PH6.7で、やや肌スベの浴感。金気臭、旨じょっぱい。
左奥に、1人サイズの石造り扇形内湯「シロカニベの湯」へ。うっすら茶褐色透明の湯(源泉名: 源泉7号)で、泉温41.5℃を湯温40℃位で。PH7.0で、やや肌スベの浴感。高い壁から注がれ、ほぼ無臭、少塩味です。
最後に階段を上って、2人サイズの石造り内湯「コンカニベの湯」へ。うっすら茶褐色透明の湯(源泉名: 源泉2号)で、泉温48.0℃を湯温40℃位で。PH6.5で、やや肌スベの浴感。ほぼ無臭、少塩味。鍾乳洞のような壁を眺めつつ、まったりできました。
夕食まで時間があったので、ログハウス風の貸切露天風呂「幾稲鳴滝温泉」(30分1000円)へ。玄関脇のホワイトボードに時間と部屋番号を書き、貸切中の札を持って向かいます。
棚にプラ籠がある脱衣場には、ドライヤーなし。洗い場やアメニティもなく、浸かるだけです。
中央に、直径3mの巨木をくり抜いた6人サイズの円形木造り浴槽があり、無色透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(源泉名: 鳴滝源泉・滝下源泉・噴出源泉の混合)が源泉かけ流し。湯温は43℃強位で、やや肌スベの浴感。滝を眺めつつ、まったりできました。
夕食は、1階のレストラン「夕来」で。ハンバーグとお刺身(サーモン・烏賊・帆立)メインの和定食。大豆と蕨の煮物、大根と人参の煮しめも。地酒の三種飲み比べセット(北の勝・福司・国稀)がすすみます。寄せ鍋には、金目鯛や帆立、牡蠣・豚肉・白菜・榎茸。ご飯・香の物・蕎麦、デザートにプリンで、お腹一杯になりました。
就寝前と翌朝に、男女入替になった大浴場「イナンクル」へ。浴室には計4つの湯舟があり、こちらも泉質は全てナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉ですが、異なる源泉がかけ流し。
脱衣場はほぼ同じ造りで、浴室の左側に6人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティも同じです。
先ずは、手前右側の4人サイズの石造り内湯「イナンクルアンナーの湯」へ。と思いましたが、湯が張られておらず空っぽ。
続いて、左側の6人サイズの石造り浴槽「イナンクルアンノーの湯」へ。うっすら緑褐色透明の湯(源泉名: 源泉1号)で、泉温52.3℃を湯温44℃位で。PH7.2で、やや肌スベの浴感。塩化物臭、旨じょっぱい。
続いて、外の露天風呂へ。東屋風の屋根付き2人サイズの石組浴槽が、2つ並んでいます。先ずは、右側の「春鹿呼の湯」へ。うっすら茶褐色透明の湯(源泉名: 源泉8号)で、泉温44.9℃を湯温44℃位で。PH7.2で、やや肌スベの浴感。塩化物臭、旨じょっぱい。
そして、左側の「秋鹿鳴の湯」へ。こちらも、うっすら茶褐色透明の温泉(源泉名: 源泉1号)で、湯温40℃弱位で。赤茶色の湯の花も舞います。裏山の景色を眺めつつ、まったりできました。
朝食は、昨晩と同じ食事処へ。焼鯖・玉子焼主菜の和定食で、昆布締め・サラダ・胡瓜の酢の物・山くらげの胡麻和え、納豆と海苔。デザートにヨーグルトで満足しました。
最後に、館内1階の露天風呂「イコロボッカの湯」へ。ロッカーとプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーあり。浴室の左側に2人分のシャワー付カランがある洗い場で、アメニティは同じです。
右側に13人サイズの岩風呂があり、うっすら茶褐色透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(源泉名: 源泉5号)が源泉かけ流し。泉温56.4℃を湯温41℃位で。PH7.8で、やや肌スベの浴感。足元湧出で、時折プクプクと気泡も。赤茶色の小さな湯の花も舞います。山の景色を眺めつつ、まったりできました。18人が参考にしています
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宿泊したかった・・・の一言に尽きる。
北海道鹿追町にある一軒宿です。温泉マニアの方には有名な秘湯ではありますが、長期休業期間を経ての復活の為個人的に未湯でした。
有効期限が迫っているANAマイルが有り、また丁度割安キャンペーンをやっていたので、福岡⇔新千歳で弾丸訪問してきました。本当は宿泊利用したかったのですが、当日は満室でしたので今回は日帰り利用に甘んじました。
空港からの道のりはなかなかのもので、高速道路は途中で事故通行止めあり、清水町からの十勝な風景を楽しみながら携帯電波が通じない家が一軒も無い山道を約18km、途中で道が細くなり、ゴール寸前はうねうね山道となり突如旅館が現れます。
公式HPがあまりにも判りやすいので、詳細は省きますが、日帰りの場合湯小屋に進み、券売機を利用し、券は籠に入れます。そのまま湯小屋に進みますが、原則店員さんはいません。
大浴場に関しては、和歌山ホテル浦島・忘帰洞のような感覚があり、床・壁は一面析出物・堆積物で囲まれている感じ(足が痛いってのはありません)。洗い場があり、そこから下に下るにつれ小浴槽・中浴槽が点在。階段を下まで降りると写真のような主浴槽?があります。熱気むんむんでした。
なお日帰りの場合、足元湧出の露天風呂は15時までに訪問が必須で間に合わずでしたが、こちらの温泉の凄いところはやっぱりその源泉の豊富さでしょうか。
自分が入った分だけでも最低5源泉利用されており、人肌程度のぬる湯・鉄泉・炭酸泉?等もありますが、特筆すべきは日本でも非常に稀な塩味の微白濁硫黄泉があり、富山金太郎温泉や島牧村のモッタ海岸温泉のような湯触りでした。
夕方4時ころにはだんだん暗くなり、旅館を出た4時半で既に外は真っ暗なのでびっくり。街灯一つ無い山道をひやひやしながら戻りました。
温泉に関しては文句無し・その上にまだまだ楽しみがあり。
宿泊すれば男女入れ替えにも対応出来、貸し切り風呂・足元湧出風呂もスムーズに利用可能。なによりもこんな山奥の一軒宿は宿泊に限ると言い切りたい。
再訪したいですが、いつになるやら、といった感じです。11人が参考にしています
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「かんので治らぬ病なし」と言われるほどの名湯。何度でも入りたくなり、湯疲れなし。持病の関節炎も楽になりました。食事の味付けもよし。接客もよし。館内も清潔。早く湯治棟を作って欲しい。
3人が参考にしています
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5年ぶりの訪問は正月の宿泊(1月4、5日)で利用しました。
混雑を予想していたのですが思ったより空いていて、温泉は常に貸し切りに近い状態で利用できました。携帯電波も通じない山奥ですがテレビはBSまでしっかり映るのに感心しました。夕食前、就寝前、早朝、久しぶりにじっくりと温泉と向かい合えたひとときでした。いつまでも変わらないままあり続けてほしいと切に願う温泉です。3人が参考にしています
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いつぞや写真で見たボロイ建物は無くなっていた。
秘湯の宿のイメージがあった、
が、宿泊予約確認メールと確認電話も掛けてくる温泉宿っぽく無いホテルだ
部屋には大きな鋳鉄ストーブ、しかし煤の跡が無い、オブジェなのか、
未使用なのだろうか
もしキチンと清掃しているならば、かなり凄い保全努力をしている訳だ
食事に地酒を頼んだら、皿に溢れ出させる居酒屋スタイル
旅館仲居さんというより一所懸命やってまーす式アルバイターだね
本館イコロポッカの湯が圧倒的にいい
静かに新鮮な湯が下から吹き上げている
壁だけは旧施設から引き続いているのか年期を感じさせる
それ以外は勿論綺麗だ
いい温泉に浸ったときには身震いが出る。感嘆する。
水道熱交換パイプが邪魔だったが
立ち寄り湯の方は粉っぽい舌触り、塩と独特の苦みがある。
ラーメン練り込みに使う天然鹹水含有らしい
七つの源泉と謳い文句だが、どうも二種類に大別されるようだ
立ち寄り湯各槽に温度以外浴感の大きな違いは判らなかった
観光温泉ホテルが廃業しつつある中、これからはこじんまり小綺麗な菅野温泉タイプ
巨大化する星野グループ、全く放置タイプの3極分化するかもしれない4人が参考にしています
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待ちに待った「かんの温泉」復活。
8月19日、日帰り入浴に続き、11月17日よりついに宿泊が可能となったことを知り、機会を得て宿泊してきました。
一度は諦めかけていただけに、また訪れることができた喜びの方が大きく、内容をどうのこうの言う気持ちにはなれませんが、それでは口コミにならないので、変わった点、変わらない点をお知らせします。
まず変わった点…
当然と言えば当然ですが、浴室の一部を除き、ほぼ全体が綺麗にリフォームされています。最もインパクトがあったのが、客室が全て洋室でベッドになったこと。(念のために宿の方に確認しましたが、全室、ベッドだそうです)
各部屋、通路、脱衣所など館内至る所にペレットストーブが配されているのも印象的です。(当日は不具合があり、客室のペレットストーブは稼働していませんでした)
また、施設内通路上の照明の多くがセンサー式になっているなど、かなりローコストオペレーションを意識した形跡が見られます。
次に変わらない点…
何より、温泉が変わっていないこと、これに尽きます。
足元湧出の浴槽はかつての姿そのままに半露天となり、かつての大浴場も打たせ湯を含め元の状態が完全に保存されていました。
以前、大浴場に向かう通路上に点在していた浴室は大浴場に組み込まれる形で姿を変えましたが、恐らく、訪れた誰もが「良くなったな」と感じられるのではないかと思います。
(以前、宿泊棟にあった露天風呂のみ、準備中でした)
良いことばかり並べると期待外れに終わる方もいるかもしれないため、気になる点を何点か。
まず、宿泊棟と温泉棟を結んでいた湯治棟、渡り廊下はスクラップされたため、温泉棟にある大浴場に行くには宿泊棟から靴を履き替え外を通って移動しなければなりません。
玄関脇にある防寒着を着用できるため寒さはさほど気になりませんでしたが、ここは以前の方に軍配。
また、最初に書いたとおり、全室ベッドになっており、畳部屋ならではの温泉宿の雰囲気を楽しみたい私にとっては少し残念なポイント。
しかし、これらを受け入れなければ、かんの温泉の存続が危ぶまれると思えば、十分納得した上で気持ちよく訪れることができます。
宿のスタッフの人数も少ないはずで、かゆいところに手が届くサービスは期待できませんが、何より世に誇る温泉と、その温泉を懸命に守ろうとする関係者の皆さまにエールを送りたいと思います。8人が参考にしています
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、性別:男性
、年代:50代~






