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一目見て、ここは湯治に最適、鄙び度ナンバーワンと思ったものだ。薄暗い脱衣所から一歩大浴場に入ると目が点に。3つの湯ぶねがあり、すべて色が違う。つまり泉質の違う温泉が張られているということ。
一番奥には打たせ湯があり、大浴場からでると外には解放感抜群の露天がある。露天は何でも賞を取ったそうだが、ごく少人数しか入れない。2つ湯船がある感じだが、1つに4人が最大。カップルで入っているところにお邪魔すると申し訳ない感じになる。状況が許すならいつまでも入っていたい感じの露天だ。
この宿には野生のシカがたむろしていて、逃げようともしない。おいしい草が生えているかららしい。それを見ると鄙びの度合いが一段と増してきた。13人が参考にしています