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ここの銭湯は不思議空間なので温泉ではないですがコメントします。
まず入り口ですが駅員風の声をしたマスターがいまして駅の改札口のような対応をします。
その前に自然回帰水なる水がアルミ缶のような浄水器を通って流れており飲み放題となっていますが、何か科学的に納得できないものがあります(ちなみに自然回帰水はセラミックスのタマが多いと威力が増すようです。)ですが真夜中1時半の仕事帰りの頭では、「まあいいか」といった気分になるのが不思議です。
あと自然回帰水のコップは大量にありますので間接キッスの確率は1つのコップを回し飲みするよりもずっと低下します。(コップがなくなるといつの間にか洗われているようですが??)なお、お持ち帰りの際は専用ペットボトルに詰めないといけません。ますますもって正体不明です。
営業時間は1時40分ぐらいで、おそらく中央線の終電でも入れるように配慮しているのはよいものの、深夜帯の客層が20代前半に偏っており、しかも満員です。
浴槽は正体不明の自然回帰水が贅沢にもふんだんに使用されております。また浴槽内のオブジェかは知りませんが、ゴムのアヒルがいつも水風呂に転がっております。ポイントは名前つきだというところです。ミルク風呂もありますがこれも自然回帰水がメインであることに違いがありません。(なお、蛇足として非常に衛生的銭湯であることを付け加えておきます。)
リラックススペースがありますが、そこには中央線高円寺地区と思われる画家の絵(頻繁に更新)があり、文化的側面を強調しています。
というように自然回帰水(怪奇ではない)を前面に押し出すイカした銭湯ですが、営業主がこれを本気でやっている時点で高円寺という町のディープさ、懐の広さを考えずにいられないです。3人が参考にしています