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口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年6月10日)
7件中 1件~7件を表示
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風格を残しながらもモダンに進化
修善寺温泉の桂川沿いに佇む、明治元年(1868年)に開業した老舗旅館。夏目漱石ゆかりの湯宿で、現在は共立リゾート系になっています。平日に、一泊二食付で利用しました。
風格ある玄関から、川に架かる渡り廊下に置かれたテーブル席で記帳。この日は、新館「風の語りべ」2階の和洋室に宿泊。畳にツインローベッドで、窓から中庭を望む景色です。
作務衣に着替え、大浴場「菊風呂」へ。男女入替で、男湯は右側です。鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場で、ドライヤーあり。浴室に入ると、手前と右側に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティはクラシエ製です。
窓際に8人サイズの石造り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉[源泉名: 混合泉(修善寺温泉事業協同組合 第1貯湯槽)]が満ちています。泉温60.1℃を加水・加温して、42℃位で供給。PH8.6で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありで、弱塩素臭。湯口の湯を口に含むと、無味で弱塩素臭。床や浴槽の縁に菊の紋が刻まれ、歴史を感じます。窓は磨りガラスで、景色は見えませんでした。
続いて、露天風呂「朱雀の湯」へ。男湯は左側です。鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場で、ドライヤーあり。外に出ると、左側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは同じ物です。10人サイズの岩風呂があり、湯温は42℃位。森や池の景色を眺めつつ、まったりできました。
一休みして、2つある貸切露天風呂「月」と「星」へ。予約なしで、無料で使用可。いずれも、棚に籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。外に出ると、左側に1人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは同じ物です。
左側の「月」は3人サイズの木造り円形樽風呂、右側の「星」は2人サイズの六角形の木造り浴槽で、いずれも湯温は42℃位。湯口から熱い湯が注がれますが、水蛇口で湯温調整可。池と木々を眺めて、まったりできました。
小休止で、「風の語りべ」専用ラウンジの「風待ちテラス」へ。生ビールやソフトドリンクが飲み放題です。
夕食前に、貸切内湯「古代の湯」と「岩戸の湯」へ。棚に籐籠が置かれた脱衣場で、ドライヤーなし。浴室は、左側に1人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは同じ物です。
右側の「古代の湯」 は、2人サイズの石造り木枠内湯で湯温は42℃位。手前半分が浅く、寝湯も可。水蛇口で、湯温調整可。磨りガラスで景色は見えません。左奥の「岩戸の湯」は、館内で最も熱いお風呂。1.5人サイズのタイル張り石枠内湯で、湯温は43℃位。シャワーで湯温調整可。レトロなタイルとステンドグラスが、ノスタルジックな雰囲気でした。
18時からおしのぎで、焼き蒲鉾を提供。テラスで、鯉の泳ぐ池を見ながらのんびりできました。
夕食は、お食事処「修善寺囃子」で旬の会席料理に舌鼓。個室で、お品書き付です。食前酒は梅酒に始まり、前菜は、胡麻豆腐・鬼灯琥珀玉子・サーモンミルフィーユ・蛸梅肉和え・菊花万十・水雲酢・唐土進上。夏を感じる賑やかな盛付け。菊屋オリジナルの日本酒がすすみます。先椀は、海老・五目進上・空豆に、飾り彫りの冬瓜釜から空豆のすり流しを掛けてくれます。御造りは、鮪・寛八・赤海老・皮を湯引きした鯛。台の物は、鮎の炭火焼。洋皿は、カマスのスモーク。香り高く、皮がパリッと芳ばしい。サービスに、鰻蒲焼を乗せた茄子のゼリー寄せも。煮物は、冷鉢で穴子・粟麩・卵豆腐・隠元・里芋の銀餡掛け。お食事は、ちりめん御飯・赤出汁・香の物。水菓子は水羊羹・西瓜・心太で、お腹一杯に。でも後で、名物の夜鳴きそばも頂いちゃいました。
翌朝は、男女入替わった大浴場「菊風呂」へ。男湯は左側です。鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場で、ドライヤーあり。浴室に入ると、左側と右奥に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは同じ物です。
中央に12人サイズの石造り内湯があり、湯温は42℃位。真ん中に石造りの橋がありますが、下は繋がっています。格子窓で景色は見えませんが、まったりできました。
朝食は、昨晩と同じ食事処で和定食。お品書き付で、目覚めのジュースはリンゴ。小付に、梅干・焼板・山葵漬・秋刀魚角煮・アオサ・ぜんまい・ちりめん卸し・鮪山掛け・玉子焼き餡掛け・三升漬け。小鍋は、湯葉のべっこう餡掛け。焼物に、鯵の干物。煮物は、大根・南瓜・高野豆腐・茄子。蜆の味噌汁と、伊豆産きぬむすめの御飯、香の物で満足しました。
大浴場と貸切風呂も全て撮影禁止が少し残念ですが、温泉三昧の至福の時を過ごせました。
主な成分: ナトリウムイオン146.4mg、マグネシウムイオン0.5mg、カルシウムイオン13.4mg、炭酸水素イオン52.2mg、炭酸イオン8.6mg、塩化物イオン132.6mg、臭化物イオン0.2mg、ヨウ化物イオン0.3mg、硫酸イオン118.1mg、リン酸水素イオン0.2mg、メタ亜ヒ酸0.2mg、メタケイ酸63.2mg、メタホウ酸5.2mg、成分総計0.547g17人が参考にしています
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この宿には内風呂の大浴場(男女別)と貸切風呂二つ、露天風呂の大浴場(男女別)と貸切風呂二つがありまして、お湯で選ぶと掛け流しの貸切露天風呂が断然良いです。肌触りもよく長く入っていられます。露天の大浴場(女湯)もきれいな庭を見ながら二種類の風呂桶を楽しめますが、掛け流しでなく、軽い塩素臭で肌がぴりぴりします。
内風呂の貸切の一つに入った時、湯殿に手を入れるとちょうど良い湯加減だったのに、体を入れると湯殿の下半分が水でした。水を先に入れて後から温泉を注いでいるのでしょうか?7人が参考にしています
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3/11~12に1泊してきました。
部屋まで通される間、外観から見るよりかなり敷地が広い感じがして、まさに迷うことを楽しむ宿といったかんじでした。
建物、部屋は時代を感じさせるけど清潔なかんじ。いい意味で和洋、新旧が混在しているかんじで、不思議な感覚でした。
お食事は焼き物、煮物などが、3種類から選べるのがうれしかったです。
どれもほどよい量で、自然のおいしさを味わえてよかったです。
気に入った料理、3種類の中から選ばなかった料理も食べれ、満腹でしたが、これも旅の醍醐味!と、追加でペロリと。
そのあと、深夜食にラーメン(なんと無料!)もペロリと。
肝心のお風呂ですが、貸切露天、大浴場露天、貸切内風呂、大浴場内風呂と制覇してきました。お湯の効能はわかりませんでしたが、貸切露天に一人で入り、楽しむ景色は最高でした。
露天はかけ流しで、湯温はやや熱め。肌寒いこともあったので、入ったり、出たりしてじっくり満喫できました。
サービスも満足で、若干高めのお値段も納得の旅館を満喫できました。なにもせずにのんびり和みたい人にはぜひオススメの至れり尽くしてくれる旅館です。また行きたい旅館になりました。7人が参考にしています
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露天岩風呂(男湯)は8人も入ればいっぱいになるくらいの大きさで女湯との仕切りが高く開放感はまったくない。
あと洗い場が2人分あるだけ。ええっ、これ!?と見てガッカリ!湯加減は良かったが、落ち着いて入るという
感じではなく10分くらいで出てしまいました。仕方なく、内湯(大風呂というらしい)に入ろうと思い、
係のおじさんに尋ねたら「休止中です。」と言って指で×を作りました。「なんで?」と思いつつ玄関を後にしました。
和風の趣が至る所に感じられる内部の雰囲気は確かに良いと思いましたが、
ことお風呂(男湯)に関しては千円払ってわざわざ行く価値はないと思いました。
女性の露天には岩風呂の横に大きな桶風呂が付いているので雰囲気はまた違うと思いますが、
少なくとも入浴だけで訪ねる宿としては評価は低いです。(H16. 3.21入浴)4人が参考にしています
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先週、家族6人で宿泊させていただきました。歴史ある宿ということで
確かに老朽化はいなめませんでしたが、その分趣があってよかったです。仲井さんの感じも良く、とても静かな場所なので普段忙しい両親もゆっくり休めたととても喜んでいました。ぜひ、もう1度お邪魔したいと思いました。6人が参考にしています
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昨年1回、今月初旬に1回行かせていただきました。
お部屋から眺める純和風の庭園、あたたかい掘りごたつ、こころの奥底からホッ・・と休まる露天風呂、丁寧な接客、どれをとっても気持ちよかったです。昨年来たときにはまだなかった読書室(?)ができていたのが、本好きの私には嬉しかったです。
修善寺には何にもないからこそ こころが休まるし、また来たいと思います。6人が参考にしています
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創業350年余りと、伝統があることで時々マスコミ等で紹介されるが、評判とは裏腹に、宿泊料金の高さのわりにサービスがひどすぎる。料理も量が少ないうえに、ご飯のお代わりをすると、しっかりと追加料金を取られた。さらに、娯楽施設も老朽化が激しく、ビリヤード場などは、台のカバーが剥がれているにもかかわらず、1時間で2000円も取るというひどい内容。庭園などは、趣は感じられるものの、一流のサービスで振舞おうという意識は感じられないし、そのような内容にもなっていない。外観ばかりを気にかけた、「気取った宿」といえる。(1999年8月宿泊)
2人が参考にしています
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