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投稿日:2025年5月28日
知床の恵みを味わう世界自然遺産の湯宿… (世界自然遺産の宿 しれとこ村 (旧 つくだ荘))
きくりんさん [入浴日: 2023年9月18日 / 滞在時間: 1泊]
55.0点
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44.0点
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55.0点
知床の恵みを味わう世界自然遺産の湯宿
ウトロ港から山を登った高台にひっそりと佇む、リノベーションされた木造2階建ての温泉旅館。祝日に一泊二食付で利用してみました。
この日は、新館2階の6畳和室に宿泊。トイレ共同で、布団が既に敷かれています。角部屋ですが、窓から駐車場と森を望む景色。室内Wi-Fi設置有です。
早速浴衣に着替えて、1階にある男女別の大浴場「くまの湯」へ。男女入替なしで、夜通し入れます。洗面所を挟んで並んでいて、男湯は奥です。
棚に籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、クラシエ製のZIRAです。
窓際に8人サイズのタイル張り内湯が2槽あり、うっすら緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(源泉名: しれとこ温泉 6号・9号・11号・12号・13号の混合)が、源泉かけ流しにされています。泉温61.2℃を加水・加温せず、右側の「ぬるめの湯」で41℃位、左側の「あつめの湯」は43℃位で供給。PH6.7で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒なし。湯口の湯を口に含むと、微かに鉄臭で旨じょっぱい味がします。
窓から裏山の景色を眺めつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。
夕食は、1階の食事処で「知床きんき特選膳」に舌鼓。サーモンのサラダ、刺身は蛸・つぶ貝・あぶら鰈・甘海老。知床ウトロ地区限定の特別純米酒「幻氷」がすすみます。帆立鍋のほか、カスべの唐揚げ、ソイの西京焼、鹿肉の焼肉、メインのきんきの煮付が出てなかなか豪華。ご飯は、イクラの醤油漬を乗せてイクラ丼にして。デザートに夕張メロンが出て、お腹一杯になりました。
翌日も、朝風呂を堪能。夜は気が付かなかったのですが、「あつめの湯」の方には湯面に粉のような白い湯の花が浮いていました。
朝食も、同じ食事処で。ハーフバイキングで、サラダや惣菜、ご飯と味噌汁は自分で。この日は、ベーコンとスクランブルエッグ、ほうれん草の胡麻和えや南瓜の煮物などをチョイス。他に、メヌキの西京焼や郷土料理のじゃが芋の団子汁も付く。デザートに桜小餅も頂き、お腹一杯になりました。
次回は別の季節に訪れて、知床観光をもっと楽しんだり、オホーツクの毛蟹や鮭児も是非味わってみたいものです。
主な成分: ナトリウムイオン2602mg、アンモニウムイオン2.4mg、マグネシウムイオン96.1mg、カルシウムイオン154.2mg、マンガンイオン0.8mg、鉄(II)イオン1.4mg、鉄(Ⅲ)イオン0.6mg、フッ化物イオン0.3mg、塩化物イオン3620mg、リン酸イオン1.0mg、硫酸イオン236.8mg、炭酸水素イオン1680mg、炭酸イオン0.6mg、ヨウ化物イオン0.9mg、臭化物イオン12.6mg、メタケイ酸48.9mg、メタホウ酸53.7mg、遊離二酸化炭素348.7mg、成分総計8.970g15人が参考にしています