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GWに立ち寄り湯を断られたので、リベンジのつもりで宿泊。有名な巖風呂は岩盤の割れ目から45.3度の湯が自噴している。カルシウム―硫酸塩泉(旧石膏泉)は無色透明で、甘い匂いをほのかに漂わせている。結構熱いので加水されているが、44度ぐらいに感じた。
男性用の内湯は「滝の湯」で、ここには別の源泉(湧出温度は55度ほど)が、43度ぐらいで掛け流されている。
露天は小さな橋を渡った対岸に作られており、男女別の湯ぶね。こちらには共同源泉のお湯が引かれ、41度で給湯されている。林の中にあり、二岐川の瀬音を聴きながらの湯浴みは風情がある。
湯治客も受け付けているが、そちらの建物は結構古い。新館はどの部屋からも川が見られるようになっている。
問題は食事。味が今一と思った。同じような食材で、感動の味付けをする宿を知っているので、少し工夫するともとよくなるのにと、残念に思ったものだ。
女将の応対は素晴らしく、その笑顔と素敵な声に見せられてしまった。従業員の態度もよかったのが印象に残っている。5人が参考にしています