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- もみじの湯の口コミ もみじの湯っこは可愛い湯っこ
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投稿日:2009年8月24日
もみじの湯っこは可愛い湯っこ (もみじの湯)
イーダちゃんさん [入浴日: 2009年8月24日 / 2時間以内]
55.0点
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09' 8月18日火曜のお午まえ---
宿泊してる那須の北温泉で朝湯を使ったあと訪湯しました。
いや~ 感想は、クチコミの皆さんがおっしゃってる通り。
ここ、恥ずかしいデス、とても(xox;>
塩原のいちばん賑やかな界隈からすーっと橋下の道をいったところにこちらのお風呂はありまして、初めて見つけたときの第一印象は、
「わちゃ、キュート!」
それはもう可愛かった。こちら、二連の石造りの湯舟なんすけど、とにかくちっちゃい。小ぶりで、いっぺんに入れる人数はせいぜい3人くらいじゃないんでせうか。
対岸の物語館から湯浴み客の裸を隠す目的のすだれが二枚。
あと、木製の、これは屋根つきの立派な着替棚。これは、すぐ裏手のハイキングコースから風呂の入浴シーンを隠す目的も兼ねているものと読みました。
そう、すぐ裏手がハイキングコース・・・これが、何より難関ポイントなんですよねえ、やっぱ。
あの、和気あいあいの家族連れ、ハイキング好きのカップル、トレッキングシューズの若夫婦なんかが次から次へと風呂の裏を通りすぎてゆくのです。笑声なんかあげながら。んでもって、ときには「あら。こんなところにお風呂がある!」なんて嬌声なんかもたまにあり。覗きにきたり写真を撮っていく方もあり。
これは・・・ハードル高いっスね。
ええ、おなじ塩原の混浴「岩の湯」、あそこよりもっと恥ずかしい。
「岩の湯」もまる見えなことは変わらないんですが、あそこは空間的にほら、なんというか密室的に遮断されてる安心感みたいなモノがどことなく感じられるじゃないですか。
対岸のホテル群は箒川の流れが隔てているし、奥のほうの濁り湯のさきは人のいけない行き止まりだし。
ですが、こちらの「もみじの湯」はそうはいきません。
たえず、しかも5m程の近距離の背を這う、ひとの気配、視線、ざわめき!
こうした空気のなかで入浴するのには業がいりますね。
僕はハイキングびとの流れをしばし観察したあと、その群れがとぎれる瞬間を狙って、素早い脱皮、及びスピーディー掛け湯、でもってザブンとばかりに入浴することができました。
すると、木の葉はいっぱい舞ってる掛け流しのこちらのお湯は、ああ、やっぱり塩原のいいお湯だー(^.^;>
いささかぬるめかな、と最初は感じましたけど、水のホースをしばらく外してるとたちまちのうちに熱湯に早代わり。源泉が熱いんですねえ、こちらのお湯は。
いったん腰をすえて入っちゃうと、目の前の川のせせらぎでしょ? ぽっかぽかの湯気でしょ? あと蝉ね。木漏れ陽越しに降り注いでくる命いっぱいの蝉しぐれ。
みーん、みーん、みーん
蝉しぐれのまんなかで恍惚として目を閉じて・・・。
こーんなエルドラドな環境にいたら、観光客の歓声すら温泉のスパイスになっちゃいますって。
とってもキュートなお湯でした、「もみじの湯」。
ただ、こちら、夏場はアブが結構多しです。僕も右の首筋をやられ、3日ほどかなり腫れました。夏場訪問予定の方はそのへんご注意(^.-)4人が参考にしています
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