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投稿日:2011年11月23日
墨湯もいいけど五色の湯源泉の硫黄湯が最高 (大出館)
かとぅんさん [入浴日: 2011年11月23日 / 2時間以内]
44.0点
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22.0点
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33.0点
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祭日の昼間に行きました。3件の旅館が固まってはいるけどちょっと離れています。元湯の中でも、大出館はもっとも上流にある温泉。山の斜面にあって、コンクリートの玄関が3階、お風呂場は1階です。
お風呂場は「五色の湯」という灰色~黄色の濁り湯の混浴/女性用の内湯・露天風呂が中心です。pH 6.2, 総成分2.30g/kg。Na,Ca,Mg-炭酸水素・Clの成分ですが、メタ珪酸143mg、メタホウ酸59mg、H2S(ガス)72.7mg/kg。ここのお風呂(FIg.1)は、白黄色~灰色の細かい湯ノ花が舞う皮膚の刺激も強くなく、香りは純粋な硫黄臭。湯ノ花の形状は、細かい粒子状であまり塊にはなっていません。まず入るならここと思います。
ついで、有名な墨の湯へ。こちらは、混浴の脱衣場と混浴の内湯のみです。ここもなみなみと新鮮なお湯が注がれています。湯の色は確かに黒ですが、灰色のお湯に黒い細かい湯ノ花が舞っている感じです。かなりぬるめで、肌触りは柔らかく、泉質としては五色の湯に近そうです。黒い沈殿物をつかって泥湯のようにしている人がいましたが、ほとんど沈殿はしていません。
私の感想としては、有名な墨湯自体には、一度経験で入るとこにして、湧出量の多い五色の湯の浴槽で十分楽しめます。旅館の建物がかなり古い感じで、しかも硫黄で金属類が弱くなっていそうです。トイレなどに老朽化が目立ってしまっています。水回りの清潔感で印象が大きく変わるので、ちょっと直すとよいかと重いました。10人が参考にしています
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