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投稿日:2023年12月15日
途中不安になるけど車で行ける矢板の秘湯… (小滝鉱泉)
きくりんさん [入浴日: 2022年10月1日 / 2時間以内]
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途中不安になるけど車で行ける矢板の秘湯
八方ヶ原高原麓の谷間にポツンと佇む、明治25年(1892年)年に創業した木造二階建ての小滝鉱泉の一軒宿。土曜日の午後、日帰り入浴してみました。
赤滝鉱泉と小滝鉱泉は途中まで道が一緒ですが、分かれ道で看板の通り左手の小滝鉱泉へ。こちらは4WDでなくても、宿の前まで車で行くことができます。
入浴料500円は、調理場から出て来た女将さんに。左手の階段を2階へと上がって、廊下を進んだ左側に男女別の大浴場があり、男湯は手前です。
棚にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、家庭用のものです。
鉱泉なので湯温低下を防ぐため、FRP製の蓋がされています(入る時は自分でどかして、出る時は元通りに)。
右側に4人サイズの石造り内湯があり、うっすら緑褐色に濁った温泉法第二条規定泉(源泉名: 小滝鉱泉)が満ちています。メタケイ酸の項で温泉法の温泉に該当。泉温17.8℃を加水なし・加温ありで、41℃位で供給。PH3.7ながら、肌がややスベスベする浴感です。循環あり・消毒は表記なしで、消毒臭もしません。加温湯と加水の蛇口があり、自分で湯温の調整が可能。蛇口の湯を、口に含むもほぼ無味無臭。ちょっぴり金気臭を感じれるかどうかといったところでしょうか。粉状になった赤茶色の湯の花が底に沈殿していて、歩くと舞い上がります。
窓から裏山の景色を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
主な成分: 水素イオン0.2mg、ナトリウムイオン10.6mg、カルシウムイオン43.6mg、マグネシウムイオン9.0mg、アルミニウムイオン18.3mg、マンガンイオン0.9mg、第一鉄イオン0.2mg、第二鉄イオン6.2mg、亜鉛イオン0.9mg、塩化物イオン6.2mg、硫酸水素イオン2.1mg、硫酸イオン306.7mg、メタケイ酸124.9mg、成分総計0.532g
※なお、平成23年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。15人が参考にしています
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