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露天風呂の暖簾をくぐると、石段が上まで続いていました。わくわくしながら上っていくと、野趣あふれる混浴の露天が上下に二つあります。私は、湯量の多い上の方で、ほとんどの時間を過ごしていました。
崖の上にあるような湯舟のロケーションが、ワイルドで楽しいです。自然の中で入浴しているような感じで、好きなタイプ。背後は森で、視界が開けた前方には、ほっこりと山が二つ見えます。滔滔と流れるお湯は、微かな鉱物系の匂いがしました。お湯の中で、肌がうっすらグリーンに染まるのを見ながら、心も体も開放された良い時間が流れるのを感じるのでした。
内湯の広い浴槽でも、湯浴みをしました。浴槽の中や縁がざらっとするのが気になりましたが・・・誰もいないこの浴槽にお湯が勢いよく流れ続けているのは、もったいないような気さえしました。5人が参考にしています