口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2015年12月17日)
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神楽坂の脇道にある銭湯です。
東京下町に銭湯はたくさんありますが、たまには違った雰囲気を味わいたくて、都心まで出てきました。
古そうな銭湯を調べて、ここが良さそうでしたが「土曜休館」なので平日午後、休みを取って訪ねました。
とにかく下町には坂が無いので、それがあるだけでグッときます。
公式には3時開店ですが、実際は2:45、地元のせっかち客が並ぶのに勝てないようです。
開店を待っていると「こんな所に銭湯があるんだ」と感激したような通行人が何人も通ります。
入口には「タオル無料で貸します」の貼り紙、さすがに観光地、神楽坂です。
瓦屋根、千鳥破風の立派な建物、中は番台式、箱庭のある伝統的なもの。
浴室はカラン24、立ちシャワー1、島カランにはシャワー無し。
シャンプーセットが、5つも置いてあるサービスぶり。
桶はケロリンの他に「モモテツ」というゲームの宣伝らしきものがあります。
ペンキ絵は「センター富士」、その下に「鯉」のタイル絵、男女壁にアルプスみたいなタイル絵があります。
さらに、立シャワーの壁にも花を描いた絵があります。
浴槽は二つに別れていて、浅湯が43度、深湯が44度くらいでしょうか。
都心らしくレトロでも、とても清潔感のある銭湯です。
神楽坂だから、番台に粋な女将がいてマナーにうるさい と想像していましたが、それは「偏見」というもので、おっとりした旦那さんが番台をつとめる、下町的なノンビリした銭湯でした。
この辺りは銭湯の需要が少ないのか客は最初3人、その後一人の時間さえありました。
街の雰囲気によくマッチしており、今後、外国人客などを呼びこむためにも、神楽坂の名所として必ず残すべき施設と思います。9人が参考にしています
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