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口コミを見ると評価がずいぶん分かれていて当たりはずれがあるようです。
おしゃれな外観。内装もブラウン系で統一され、男女に別れた暖簾の月と陽のデザインも素敵です。女湯は月の湯でした。平日夜10時前に行きましたが、けっこう混んでいます。銭湯なのでカランのシャワーは固定。この方があたりに迷惑がかからなくていいです。ハンディシャワーは自宅のお風呂だけにしてほしい。内湯の大きな浴槽に黒湯。今日のコンディションはよかったようで8cmほどの透明度。白い泡も立っていて新鮮そうな感じ。そうとう温まります。ただあまりヌル感はなく、匂いも少ないあっさりした感触のお湯でした。湯船の中にはジェットバスがあって「段差があります」と書いてありますが、やはり黒湯の中に段差をつけるのは危険です。何か工夫が必要だと思いました。
湯船に浸かっていると正面に富士山の銭湯絵が。湯船側じゃなくて洗い場側にあるのですが、この方がゆっくり鑑賞できます。月の湯の絵は伝統的な富士山でnakajimaのサイン。日本に2人ぐらいしかいなくなってしまった銭湯絵師中島盛夫さんです。男湯の絵も見えますが、こちらはすごくユニーク。強烈な色彩で富士山とカッパが描かれています。
さて浴室には階段があり登っていくと露天風呂があります。露天といっても一部天井が抜かれているといった半露天ですが、ベンチなどもあり涼むにはいいです。お風呂の入口の説明には薬湯露天風呂となっていましたが白湯でした。ただしこのお湯は軟水だそうです。
人は多かったですがみなさん確かにマナーがよく、不快な思いはしませんでした。これは銭湯に慣れているせいでしょう。以前10年間ほど銭湯生活を送っていましたが、その間ほとんどマナーの点で嫌な思いをしませんでした。その後スーパー銭湯などの入浴施設に行くと、まるで自宅の風呂に入っているかのような無神経な人が多く驚きました。
※写真は月の湯の暖簾 左は契約ロッカー6人が参考にしています