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投稿日:2024年6月8日
下部温泉の隠れ家的なお籠もり湯宿… (湯宿 梅ぞ乃)
きくりんさん [入浴日: 2022年11月8日 / 滞在時間: 1泊]
44.0点

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下部温泉の隠れ家的なお籠もり湯宿
下部ホテルとJR身延線の線路の間の細い道を通り抜けた先にひっそりと佇む、昭和30年(1955年)に創業した木造2階建ての温泉旅館。朱塗りの外観が特徴的で、茶室や離れもある隠れ家的な宿でもあります。平日に、一泊二食付きで利用してみました。
この日は、本館2階の広縁付7畳半和室「夕霧草」に宿泊。トイレ共同で、布団が既に敷かれています。窓から、秋色付いた山々を望む景色です。
早速浴衣に着替えて、1階にある男女別の大浴場へ。入浴は深夜12時までで、翌朝は男女入替になります。到着日の男湯は左側です。
棚に籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、緑茶系です。
左側に6人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純硫黄温泉(源泉名: しもべ奥の湯 高温源泉)が満ちています。泉温49.4℃を加水なし・加温ありで、38℃位で供給。PH9.4で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、ほんのりと玉子臭がしてまろやかな味。オーバーフローもあるので、かけ流し・循環併用でしょうか。のんびりとしていたら、少し泡付きも見られました。
続いて、奥の4人サイズのタイル張り石枠内湯へ。湯温は、42℃位。露天風呂はありませんが、大きな窓から庭園の景色を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
夕食は部屋で、白ワインサービスの特典付の自然会席料理に舌鼓。お品書きはなく、食前酒は梅酒に始まり、お造りは刺身蒟蒻・鮪・角湯葉・サーモン・椎茸で、酢の物は長芋とささみ・貝柱・鯵の南蛮・ミニトマトです。白ワインがあっという間に消えたので、春鶯囀の純米大吟醸を追加。冷鉢は、無花果の胡麻クリーム掛け。椀物は、秋の野菜入り真丈。揚物はスナップエンドウや舞茸・牛蒡・薩摩芋・海老で、ヤマメの塩焼も温かいままで供されます。鍋物は、春菊・白菜・人参・えのき茸・豆腐・豚肉・サーモン・湯葉の豆乳鍋で、あったまる〜。芋ご飯・赤出汁の味噌汁・香の物、デザートに羊羹やみかん・柚子カステラでお腹一杯になりました。
翌朝は、男女入替になった右側の浴室へ。左側の浴室とほぼ同じ造りで、ちょっと小さくなっています。
浴室に入ると、左側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、同じものです。
右側に4人サイズのタイル張り石枠内湯があり、こちらがあつ湯で湯温は42℃位。一方、奥の3人サイズのタイル張り石枠内湯の方がぬる湯で、湯温は38℃位。朝湯も、庭園と山の景色を眺めつつまったりできました。
朝食は、1階の食事処で。焼鮭主菜の和定食。サラダ・筑前煮・玉子焼・オクラとワカメの和え物・金平牛蒡・焼き海苔・ご飯・赤出汁の味噌汁・香の物で満足しました。
分析書があつ湯の方しか掲示されていなかったので帰りがけに尋ねてみると、今はあつ湯を冷まして同じ源泉をどちらも使っているとのこと。
下部温泉古来のぬる湯の共同泉が使われてなかったのは少し残念ですが、2種類の源泉にこだわる温泉マニアの方でなければ、とても満足される湯宿かと思います。
主な成分: ナトリウムイオン145.8mg、アンモニウムイオン0.4mg、カルシウムイオン116.3mg、ストロンチウムイオン0.3mg、フッ化物イオン0.6mg、塩化物イオン133.0mg、臭化物イオン0.4mg、水酸化物イオン3.6mg、硫化水素イオン1.6mg、硫酸イオン363.3mg、チオ硫酸イオン1.5mg、炭酸イオン12.1mg、メタホウ酸イオン 5.7mg、メタケイ酸52.8mg、遊離二酸化炭素63.7mg、成分総計902.6mg15人が参考にしています







