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4月10日に電車と路線バスを乗り継ぎ、行ってきました。中之条からのバスは、ほぼ貸切状態のまま約40分で終点の四万温泉に到着。バス停は河原の湯のすぐそばでした。
積善館はバス停から1~2分のすぐのところです。四万川にかかる赤い欄干の橋の先が元禄の湯で有名な本館で、写真に収める人たちが結構いました。立寄り入浴は元禄の湯、岩の湯に休憩室が利用できて1000円とややお高めですが、折角なのでで入ることに。建物は靴を履いたまま入れて、自販機で入浴券を買いました。
元禄の湯の扉を開けると、一段低いところに写真で何度も見ている四角い五つの湯船が並んでいました。脱衣所は入口のすぐ両脇で、浴室との仕切りはありません。日曜日の11時過ぎで、もう少し混んでいるかなと思いましたが、震災の影響か先客は2名、そのうち1名はほとんど私と入れ替わりで出て行きました。そして残る一人は奥の壁面に穴倉のようにある洗い場に行ったので、一見無人状態の元禄の湯を撮ることができました。こじんまりとした長方形の湯船の底から、こんこんと湯が沸いています。無色透明ですが湯の花も混じっています。心なしか手前の湯船より奥(川側)の方が熱く感じました。壁や天井に目を遣ると、こちらも凝ったつくりです。洗い場の手前に書かれた「蒸し湯」の看板が目に付き、引き戸を開けると、こちらも穴倉の中に小さなタイル地の椅子が一人分ありました。入って扉を閉めるとなかなかの湿度です。後でデジカメを確認して気づいたのですが、蒸し湯は2箇所あるようで、入る前に湯を蒸し風呂内に入れるようなことが書いてありました。
そうこうしているうちに、30前後の男性が入ってきて、写真をバチバチとっていました。私もそろそろ出ることとしましたが、浴室内は常に2~3人の余裕ある状態でした。
食事は近くの小松屋という児玉清さんがよく行く(疎開していたそうです)蕎麦屋で豆腐田楽御前大盛(1200円)を食べ、河原の湯に入り、山口露天風呂へ行くことに。
しかし、積善館立寄りは岩の湯にも入れることに気づき、再び足を運びました。フロント脇にある階段をあがり、廊下を進んで、階段を下りた所にありました。男女別の脱衣所があるものの混浴なのですが、結局貸し切り状態で入りました。
本館宿泊ではお得なプランもあるようなので、いつか泊まりでまた訪れたい湯です。8人が参考にしています