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投稿日:2010年10月10日
ツボにはまりました (月岡温泉 熊堂屋(閉館しました))
練馬春日町さん [入浴日: 2010年10月8日 / 1泊]
55.0点
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練馬から約350㎞。最近、北東北にちょくちょく行っているので、そう遠くは感じませんでした。
硫黄、アブラをキーワードにここを選びました。先人達のコメントをできる限り集め、期待を膨らましていきましたが、期待を裏切られることはありませんでした。
宿泊は自炊客のみ受け付けています。玄関から裏手にあたる新しめの二階の二間をあてがわれました。一人なのになんと贅沢。また、部屋に入るとなんとも香ばしいタマゴ臭。あぁ、このニオイ、このニオイ、と湯も見ていないのに選択に誤りなしと思いました。
風呂は円形、扇形の2つあります。すでに写真を目にしていましたが、実際見て感動。特に、透明の薄い青緑色の湯をたたえる円形はなんとも美しい。噂の油分も表面に漂っています。もっと石油臭いかと思っていましたが、アブラ臭は思ったより少ない感じがしました。湯は新鮮でぴりっと熱く、何度も掛け湯をしてやっと入れました。含有成分量が多いので、ずしっとくる感じがします。味は塩気のあと、苦味が走ります。とにかく気に入ったので、宿泊中6、7回は入ったでしょうか。
名物女将は噂どおりでした。ひとたび話が始まると終わりがみえません。ただ、土地の話やその他の苦労話なかなか面白かったです。急いでいる人にはちとキビシイかもしれませんが...最近は湯量が落ちていること、色が薄くなったようなこと言ってました。女将さんは体調があまりよくなさそうだったので、元気で続けていってほしいなぁと思います。
とにかくポジティブな意味でインパクト強の湯宿でした。0人が参考にしています
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