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春先に、行った、粉河の「龍門山温泉」の帰り道、高速代をせこる為に、犬鳴温泉の近くをたまたま通り「ここがウワサの」と思っていたのですが、昨日、ようやく訪れることが出来ました。
他の方の「クチコミ」の通り、大阪の湯治場系なら「北は能勢、バラック小屋の 山空海 南は、犬鳴 廃墟じゃないよ 山乃湯やで」って感じでしょうか、駐車場所が、一癖あるのと、入り口で、ワンワンのお出迎えがある所まで 一緒でした、こちらのワンワンは、毛むくじゃらの大人しい茶色いワンワンでした。
入館のシステムは、施設の入り口が、2階部分になっていて、まず、3階の受付と食堂がある所に上がり、世話係りのおばちゃんに、料金を払います、大人600円です、名物らしい「釜めし」を食べる時は、1人前ずつ炊くので、その時に発注しておきます、1人前700円です。
さて、1階にある、風呂場ですが、「良い温泉意外は、何もございません」いわゆる湯治場系の風呂場、湯船が、ひとつあるだけで、湯加減は、向かって左側が、源泉の注ぎ口がありますので、微妙に湯貯まりが出来ており、多少温めですが、慣れないと、長湯は、しんどい、熱めタイプです、説明書きには「39度」とありますが、ひょっとして、「休日シフト」があるのかもしれませんが「41~2度」は、あったと感じました、しかしながら、張ってある温泉は、白濁していて、浴感は、つるぬるしており、硫黄系の香りがします、源泉を一口飲んでみましたが、たまごの殻の様な、匂いが、口の中に広がりました、大変、気持ちの良い温泉でした、昨日は、私的には、めずらしく、地元大阪の幼なじみと、一緒に行きまして、一人なら、軽く1時間半は、粘りたい所でしたが、彼は、温泉慣れしていないので、湯あたりやのぼせてしまうのを牽制するため、早めに、上がりました、30分ぐらいだったでしょうか、でも風呂上りは、充分、さっぱりしていました。
「釜めし」をお願いした予定より、早く上がって来たので、湯冷ましがてら、付近を散策したのですが、どうも、今ある、施設の下に、何か、風呂場の様な物が、工事中でした、進捗具合からして、土台段階で、完成は、今世紀中には、何とか出来るかなって感じでしたが、犬鳴川のほとりに位置しており、川のせせらぎを楽しみながら、ひょっとして「ほたる」も楽しめたりするものが出来るのかな?楽しみやなと思いました。
名物らしい「釜めし」のほうは、あっさりとした、あまり具の入っていない、素朴なもので、量的には、小さいお茶碗に2杯くらいだったでしょうか、食事としては、ちょっと少ないかなと思いましたが、小腹を満たすには、充分かなと、美味しかったです。
前述した、駐車場所についてですが、日帰り湯の「山乃湯」としては、確保はしていない様で、とりあえず、7~8台は、施設の前に止めれる様ですが、基本的には、近くにある、有料Pを使ってほしいみたいな事を、世話係の方が、おっしゃってました、施設の前が、空いていたら止めても問題ない様ですが、私も、ここの「クチコミ」を見てから、行ったので、そうしたのですが、施設前に止めたときは、世話係の方に、一声掛けるのが、ルールの様です。
客筋については、場所が場所だけに「湯治が目的」と思われる、常連さんが多い様に感じられ。ど温泉好きには、堪らなく魅力的な施設ですが、「スー銭」を中心に立ち回っておられる方にとっては、「冗談にも程がある」的な所ですので、「羽曳野」に良い「スー銭」がありますので、そちらに行かれた方が、お互い、不愉快な思いをする事はないではと思います。
あっちと比べてどうか、単純な比較で恐縮ですが、温い源泉浴槽と熱い浴槽があり、冷温交互浴が楽しめて、風呂場で、粘りこめる所に加え、ワンワン語で「いらっしゃ~い、こちらへどうぞ~っ」と言ってるらしい、特に、一見さんには、吠えまくるワンちゃんが居る「山空海」に対して、ひとつの浴槽で、出たり入ったりしながら、じっくりと時間をかけて、「釜めし」を食べたり、施設全体で粘り込む所に加え、「おっさん誰や」的に一瞥をくれるだけの大人しいワンちゃんが居る、ここ「山乃湯」の違いでしょうか。私的には、好みの問題ですが、交互浴が楽しめる、あっちかなと感じました。1人が参考にしています