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浴槽に入る前に掛け湯しようと、桶を持った手を湯船につけると、なるほど、ぬるぬるだわぃ!と嬉しくなりました。もう湯はローションの如し。蛇口からは冷たい源泉が出しっぱなしになっていて、飲む、飲む。
ただ、浴槽がひとつあるだけなので、色々な浴槽につかって長湯を楽しみたい自分にはやや手詰まりな感が。
でも、釜飯の食前、食後と貸切状態で使わせてもらったので贅沢は言っておれんわねぇ。
山乃湯を出た後は、修験道の根本道場である七宝瀧寺まで片道40分ほどかけて歩き、湯上りの汗が途中、山登りの汗に変わり、それが冷たい山の空気で冷えてきたので、帰りにまたどこか近くの温泉施設にはいろうかとも思ったのですが、せっかく犬鳴山で一番濃い湯につかった後なので、他所の薄い湯につかるとそれこそ興ざめするだろうと、山乃湯の余韻を持ち帰ることにしました。
評価は次来た時、先にお参りをしてから山乃湯にお邪魔、いや、できれば今度は岩風呂の使える湯元温泉荘に宿泊してからにしようと思います。(寺への途中にある修験道資料館の天井の曼荼羅絵、寝転がって見さしてもらいましたがキレイでした)2人が参考にしています