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投稿日:2023年6月11日
名前もユニークな薪で沸かす鉱泉銭湯… (元祖湯)
きくりんさん [入浴日: 2022年4月14日 / 滞在時間: 2時間以内]
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名前もユニークな薪で沸かす鉱泉銭湯
長崎鼻公園に程近く、海浜児童センターのグランドのそばにひっそりと佇む、明治22年(1889年)に開業したレトロな鉱泉銭湯。平日の午後、利用してみました。
玄関のガラス戸を開けると、男女別の入口に分かれていて、男湯は右側です。入浴料300円は、入ってすぐの受付で。廊下を奥へ進み、カーテンを開けると、コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場。有料ドライヤーがありますが、金額が見えません。やっぱり、3分20円でしょうか。
ガラス戸を開け浴室に入ると、右側に6人分のシャワー付プッシュカランと、左側に2人分のプッシュカランがある洗い場。銭湯なので、石鹸などのアメニティはありません。
奥に頑張って3人入れるサイズのタイル張り浴槽が2つあり、いずれもうっすら緑色に濁った鉱泉(分析書なし)が、満ちています。鉱泉なので薪で沸かして(加水もありかな)、この時はどちらの浴槽も41℃位で供給。PH7.58で、さらりとした浴感です。循環・消毒もありそうですが、塩素臭は気になりません。
左側の湯口がある方は、湯口から湯が常時出ておらず。湯と水の蛇口あり。飲泉コップが置かれ、口に含むと鉱泉臭がしてまろやかな味がします。
右側の方は湯口がなく、ジェット水流が2本出ています。木造の鄙びた雰囲気の中、先客と入れ替わりで、しばらく貸切状態でまったりできました。
元祖湯の由来を聞いてみたかったのですが、女将さんがぶっとい角材を裏の倉庫へ運んでいて忙しいそうだったので、聞きそびれてしまいました。15人が参考にしています