-
2004年9月の終わりに夫婦で行きました。
旅館というより古風なホテルの雰囲気で、到着時フロントの男性が部屋まで案内してくれましたが、荷物は持ってくれませんでした。まあ、別段悪気はなく気づかなかっただけのようですが。
着くのが少し遅くなってしまったのですが、仲居さん(若い方でしたが)が快く対応してくれました。
部屋は和洋部屋で寝具のみベッドでしたが、「お布団も用意できますが」と気遣ってくれました。部屋の感じは少し壁紙が汚れてましたが、いたって普通で広め、清潔な感じです。
浴衣もごく普通のものですが、足袋があるのはうれしいです。
夕食は部屋でボリュームたっぷりのメニューで男性でも満足できると思います。特にお肉好きの私にはうれしい内容でした。また、近くの天然水だと教えてもらったのですがお水がとってもおいしかったです。
お風呂は混浴の岩風呂(露天)、女性用の内湯(大浴場と岩風呂に行く途中にある内湯)が2つ、男性は内湯が1つ(大浴場)だったと思います。岩風呂は混浴だったので、仲居さんに聞いたら「混浴でも女性も大丈夫ですよ」とのこと。ですが、当たり前ですがバスタオルを持ち込むのはNGだと思うので、私はやはり勇気が出ず躊躇していたのですが、時間交代制と知り夜は大浴場に入り、朝にゆっくり岩風呂と内湯に入りました。(後でダンナに聞いたら昼間の混浴の時間にも女性はいなかったそうです。)岩風呂が楽しみだったのですが期待を裏切らず、岩風呂への長い階段も風情があり、岩風呂は何種類かあるお湯がよかったです。岩風呂の横を流れる川にはイワナがいたようです。(私の視力では見えなかったのですが)また、岩風呂への途中にある内湯もなかなかよかったです。階段は確かに長いですが途中で一休みもできます。ただ夏場だと(秋でもそうだったので)汗だくになるかもしれませんが、私はあの雰囲気は好きです。
お湯は無色でぬるめで、優しい感じのお湯で、ゆっくり誰にでも入りやすいお湯だと思います。
難点を言うと宴会場があり、大浴場の出入り口もその付近、岩風呂に行くにもその前を通ってエレベーターに乗る必要があるので風呂から出たそばから酒の入ったおやじ達に取り囲まれるのは違和感がありました。まあ必ずそういうご一行がいるとは限りませんが。
それ以外はとても良かったのでまた機会があったら親など連れて行きたいと思っています。
施設としては大きくわりと新しいので、こじんまりした感じが好きな方には向かないかも知れませんが、女性など清潔感も好む方には良いかと思います。2人が参考にしています