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強い臭素臭のする温泉という情報を得て立ち寄った。
器はよくある日帰り入浴施設と変わりないが、浴場に足を踏み入れた瞬間に鼻を襲う得も言われぬ香りにしばし感激する。決して「芳香」とは言えない類のものだが、「一体、臭素臭とはどんな臭いなのだろう?」と、素朴な好奇心の末に得られたものには大満足であった。実際、臭素イオン/53.1という数値はこれまで見たことがない。その他にも特筆すべき成分の多い貴重な源泉が自噴しているのだからさらに驚きだが、ならばこそ掛け流し浴槽を期待してしまう。5人が参考にしています