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東京都内に素晴らしい温泉が誕生しましたね。
あきるのの山間にそっと建つ、落ち着いた佇まいの施設です。
開館約30分ほど前に到着しましたが、ハイキングを楽しむ御夫婦や遠足中の小学生たちが足湯を楽しんでいました。源泉を40.5℃に加温しているこの足湯はカルキ臭もあれど無料で利用できるので、待ち時間にはもってこいです。伐採の跡のある山肌にちょっとモダンな雰囲気の空間。朝の爽やかな空気に期待感が高まります。
高い天井、大きく採光タップリな黒御影石の内湯。想像以上にやや熱めでしたが、この内湯がすごく良かったんですよ!
黒御影石の浴槽は一部が浅くなっており、足湯や寝湯として楽しむ事が出来ます。2箇所から投入されるお湯は柔らかいタマゴ臭と硫黄臭が混じり、強力なヌルスベ感と共に一発で好きになりました。窓から望むロケーションもあれど開放的な空間にハマリ、殆どをこの内湯で静かに過ごしました(超ぬるいかけ湯が火照った体に気持ちいい)。心地良い浴感は飽きの来ないもので、持ち帰って毎日家で入りたいと思わせる印象的なお湯でした。
露天エリアにあるサウナや水風呂・脱衣所の狭さ、内湯とは比較にならない露天のお湯、弱いカランのお湯の出方など細かい事はあれど、この内湯に関しては期待を裏切らないものだと私は思います。
館内を移動する時は、受付のロビーにある専用のサンダルが便利。パンフレットにある研修室は寝転べるひと休みの休憩所になっており、外にあるテラスと共に浴後のしっかりとした余韻にも浸れます。スタッフ方は地元のおばさんが多く、フレンドリーな応対はやはりちょっとした旅行気分も味わえます。
隣にある物産販売所「朝霧」は9時50分開店。おやき、饅頭、地場野菜に近くの「ふるさと工房」で制作された素朴な工芸品が並び、風呂上りの鑑賞としても面白い。ここでは施設の謳う、木質バイオマスで賄うエネルギー供給システム(製材所の端材を燃料資源に活用し、温泉の加温や施設に必要なエネルギーに利用)の実際の作業を垣間見ることも出来ます。
総事業費24億9千万円かけた施設として、単に色メガネで見るのではなく、未来を見据えてある意味実験的に造られた施設として考えると、見方や感じ方も少し変わるかも知れませんよ。
ひとりの温泉好きとしては充分満足のいくもので、自然を愛し癒しを求める人にも是非一浴の価値があると思います。
これから奥多摩ツーリングに行ったら「のめこい湯」か「瀬音の湯」かで分かれるんじゃないでしょうか。あきる野I.Cからも30分程です。
東京都内にこの温泉、ビックリです。0人が参考にしています







