近江湯の口コミ情報こじんまりとした銭湯さん

京阪石山坂本線の近江神宮前駅から住宅街を東の方に5分ほど歩いたところにある銭湯さんです。2階は普通の住宅になっているようで、青系の瓦屋根です。敷地的にもかなり小さい感じで、住宅1軒分くらいの建坪しかないような感じです。
番台式で脱衣所は古い印象。ロッカーはガラス張りの京都風で柳行李もありますが、柳行李をロッカーに収納することはサイズ的には難しいです。ですから貴重品はロッカーに、他は柳行李にと使い分けをしましたが、そうなるとガラス張りが逆にプレッシャーです。備品としましては、アサヒ飲料の冷蔵庫、一般紙にスポーツ紙です。読売新聞にスポーツ報知という組み合わせでした。店主は巨人ファンでしょうか。番台ではかなりお年を召したご婦人と、若夫婦っぽい方を確認しました。後継者の問題が大きい銭湯業界ですが、無事解決してくれればと願ってやみません。
さて、浴室ですが、脱衣所側に有料のサウナがありまして、あとは男女壁側に浴槽が並んでいます。手前から水風呂(15℃)、電気風呂(41℃)、浅ジェット(42℃)、深主浴槽(42℃)となっています。外観から受ける印象とは裏腹に、かなり新しい内装でして、リニュアルの手が入っているのかな。狭いのは仕方ないですが、明るい印象はよかったです。水風呂はかなりひんやりしていて心地よいですね。温浴槽は消毒の臭いがやや強かったです。このあたりがよくなってくれればとは思いますが、近くに住んでいる人が日常のお風呂として利用することを考えるとぼちぼちといったところです。