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昨日25日、うわさに高い「スパリゾート雄琴あがりゃんせ」へ行ってきました。うわさの高いと言うのは、職場の同僚が「あそこはいい!」と絶賛するものですから、住んでいる京都市内にあって、ちょくちょく行っているスーパー銭湯に比べて、どれほどいいのか試しにおじゃましたというわけです。
私の場合は、仕事のストレスがたまると物理的に違った空間を求めてそれを解消することが第一で、そこに温泉があると持病の腰痛にもいい、という派です。ですから、このブログ欄にあるように、温泉第一で泉質がどうのとかいう事は二の次で、どれだけそこへ足を運んで、どれだけ精神的に癒やされるかというのが一番大切な要素です。
その点について言うと、このあがりゃんせには五つ星をつけたいですね。従業員の接客態度がピカ一です。天下一品の木村社長の講演を、某大学で以前、聴いたことがあるのですが、「お客様へのおもてなしの心」という「木村イズム」が浸透していると実感しました。ストレスは人から受けるものですが、ストレスはまた人によって癒やされるものだなと感じます。
と書いても、温泉がもうひとつということではありません。腰痛持ちとしては、ジャグジーがありがたい。お湯の吹き出しにいくつかの種類があって続けざまに楽しめました。露天は、岩風呂、つぼ湯、寝転んでのとこれまた時間をかけて体に温泉の「栄養分」をしみこませることができます。陶盤浴は温度もちょうどよく、1時間も寝てしまいました。
湯上り施設は、満点ですね。まず、これまで行っていたところは、いったんお風呂から出て食事をすると、もう風呂へはもどれないシステムでしたが、ここは自由です。お客の回転率に対する考え方・経営のやり方の違いだと思いますが、土日に多少、込むことは仕方ないとして、やはり風呂・食事・風呂・マッサージと何度も楽しめるのはありがたいですし、そういうシステムに「おもてなしの心」を感じます。
結局、朝10時開店(15分前から開店を待つお客が5、6人並んでいた)から夜まで過ごしたのですが、入浴・食事(焼肉、和食どちらもうまかった)後、トータルで4時間も昼寝して、リフレッシュしました。
絶賛ばかりではいけないので、ちょっと注文を出すとすれば、2階の無料マッサージチェアの使い方の説明がちょっとわかりにくいことと、台数に限りがある上、一人で続けて何度も使うお客がいることでしょうか。天一の木村社長の笑顔の写真を壁に貼って「すんまへんが、一人一回でたのんます」などの吹き出しを付けたらどうでしょう。それから、リクライニングチェアからの琵琶湖の夜景は、部分的にでもライトアップするとさらに映えると思います。
とにかく、行ってよかった。ストレスを捨てて帰ってきました。また、行きたいという気持ちにさせられるところでした。1人が参考にしています