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此花区に昨年暮れにオープンした新しいスーパー銭湯。ただ、車を所有しない人には少々不便な場所にある。環状線の西九条下車の場合も、阪神西大阪線の伝法下車の場合も、そこからバスでアクセスせねばならない。車があれば便利なのだが。
規模は大きくはないが、後発ゆえに綺麗にまとまっている。付属の理髪店が別棟にあるのも面白い試みだ。温泉に入らずとも散髪だけすることも可能だ。
浴室は「木の湯」「石の湯」の二種があり、日毎に男女が入れ替わるシステム、二種類の浴室を愉しめる。私は「木の湯」に入浴したが、落ち着いた雰囲気が良かった。
通常のスーパー銭湯は、内湯部分に様々な機能バスが満載である場合がほとんどだが、ここはそれらの設備が少なく落ち着いた雰囲気である。個人的には機能バスには飽きてしまったというのが実感であり、優れた泉質の温泉を提供してもらえればそれで充分である私などには有難い試みだ。
「木の湯」は露天が良い。露天エリア自体さほど広くはないのだが、横長の大きな檜風呂が鎮座、樽風呂も良い。合理的なレイアウトだ。そしてそれらの湯のすべてが源泉かけ流しであるのも素晴らしい試みだ。源泉は50.3度もあるが、加水せずに熱交換器に源泉を通して熱を奪い、適温にする良心的システムを採用、スーパー銭湯もやれば出来るではないか!と感激した次第。
ただ、内湯では若干の塩素臭が鼻をつくのはご愛嬌。また、単純泉ゆえ、個性の強い温泉を期待する向きには少々頼りなく思えるかも知れない。
とは言え、泉質重視の良心的方針には敬服する。こんなスーパー銭湯ならば、私とて毛嫌いすることもないのだが。
なお、ここは、内部の造作や泉質が、住之江区の「湯楽」によく似ているとの思いにかられるのは私だけでしょうか?0人が参考にしています







