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河原の露天風呂の横にある洗濯場の入り口横に看板が掲げられており、「この洗濯場では入浴はできません」と表示されています。某温泉好事家のブログにて、この洗濯場は入浴禁止になっていることを知り、気になって現場を見てみましたところ、そのとおりでした。
以前私が何度か入浴しました折には、そのような看板の表示はなく、近年になって新たに掲げれれたものでありましょうが、無料で良質の温泉を愉しめただけに残念です。ここの露天風呂はあまりにもオープンで気恥ずかしく、洗濯場を内湯代わりに利用するのが便利ではあったのですが。
尤も、おそらく地元の方とおぼしき男性が堂々入浴されてはおりましたが、観光客は洗濯場ではなく別の有料入浴施設をご利用くださいということなのでしょう。看板にはまた「入浴は花美人の里か大釣温泉をご利用ください」と表示されています。よりにもよって奥津では私が入浴したくないと思う入浴施設の双璧を記載するとは、行政も無粋極まりないと申せましょう。わざわざこんな山里まで足を伸ばした観光客に、循環・塩素入りの湯を勧めるとは、悪い冗談であります。奥津には加工していない源泉を味わえる施設がいくらでもあるというのに。まあ、鏡野町としては、とりあえず日帰り施設を記載してみただけで、深い意味などありはしないのでしょうが。
河原露天風呂は冬場は湯温が下がり入浴は辛いでしょうが、夏場は快適です。平日には人もまばらで、さほど恥ずかしい思いもせずに入用できます。清明な僅かにツルヌルの湯が開放感とともに味わえ、しかも無料です。
鏡野町ご指定の入浴施設で塩素まみれになるよりどれだけ素晴らしいことか、言うまでもありますまい。0人が参考にしています