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こんだ薬師温泉を後にして「マイスター工房 八千代」に寄り、有名な巻き寿司をうまうまとほお張りながら、
次に何処へ行こうかと思案した結果、特に期待もせずにこちらに車を向けてみました。
到着してみると、広い敷地に博物館(昔の車、カメラ、蝶々、民具・農具)やお宿、足湯喫茶やお土産物屋さん、
手作り豆腐屋さんなどが、これでもかというほど詰め込まれておりました。
もう完全にオーナーが趣味で作ったとしか思えない、超B級施設です。
温泉施設は、新館「みはらし館」と本館「ふところ館」の二つがありますが、この日は新館のみでの営業でした。
普段どういう使われ方をされているのかは知りませんが、
私にはお客さんの数からしてもこれで充分という気がしました。
さて、肝心のお風呂のことですが、内風呂と露天風呂の2つです。
露天風呂は高台にあることもあり、さすがに眺望はいいです。
しかし、そんなことよりここで私達が最も感激したことは、
長方形の内風呂に小さいながらも「源泉風呂」が有ったことです。
源泉の温度が低いので加温がしてありますが、その温度は35度ほど。
循環湯が適温ですので交互浴が楽しめます。
ツルツルのアルカリ性単純温泉で、放射能も微量に含まれているようです。
まったりと言うか比重が重いと言うか・・・とにかくいいお湯です。
かかり湯自体に源泉が引かれており、そこから溢れたお湯が「源泉風呂」へ注がれ、
そこから循環してある大きい内風呂へ源泉が入るようにな仕組みにっています。
面白いのは、「温泉気分」という家庭用のろ過装置が源泉風呂につながっていることでした。
フィルターを使って髪の毛や汚れをろ過する装置です。3人も入れば一杯の源泉風呂ですので、
家庭用のろ過装置で充分なのでしょう。その装置の設定温度が35度となっていました。
休憩室もあり、仮眠していらっしゃる方もみえます。お弁当は持ち込み禁止ですが、みかんで談笑してみえる女性陣や、ビールとおつまみをここで買い込んでいい気分の男性陣もいらっしゃいました。
なお、入浴時に渡される領収証を持参すれば、当日一回のみ再入浴が可能です。
私達はこちらの次に「リフレッシュパーク市川」におじゃましたのですが、そこはここからの運び湯だったうえ、
まぁ色々とアレだったので早々に退散し、しっかりとこの特典を利用させて貰いました。
帰宅してから、手作り豆腐屋さんで購入した寄せ豆腐やひろず、お土産物屋さんで買い求めた蒟蒻、岩津ねぎ、おやつ昆布等を食しましたが、全てが大変美味しく頂けました。
こう言ってしまってはなんですが、今回は全く期待をしていなっかた温泉で思いもかけずにいいお湯と出会え、
本当にめっけもんでした。1人が参考にしています