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投稿日:2012年5月13日
濃い湯です-成分の凝固物が底に沈殿 (湯倉温泉 共同浴湯)
練馬春日町さん [入浴日: 2012年4月21日 / 2時間以内]
44.0点
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国道252号線で会津川口から大塩温泉に向かう途中、只見川を挟んで向こう岸に小さな建物周辺から温泉の析出物と思われる茶色の物質が川に流れこんでいる場所があります。あれが湯倉だなと、大塩の帰りに寄ってみることにしました。
本来、数稼ぎのような一日に5軒も6軒もの湯めぐりはあまり好きではないのですが、このあたりにはなかなか来れませんし、良い温泉が集まっていますので、少々感覚が鈍ってでもハシゴしておこうと思ったわけです。
国道から古びた鉄橋を渡り、左手の狭隘な場所に鶴亀荘、その奥に共同浴場があります。まずは遠目に見えた建屋周りの圧巻の析出物や源泉井戸を観察し、共同浴場に入りました。午後3時頃だったと思いますが、地元の人らしき2、3人の先客がありました。
3、4人サイズの浴槽に半透明の黄褐色の湯がかけ流されていました。湯温は43~44℃と熱めです。温度調整のため、井戸から供給される湯が全て使われること無く、結構な量がそのまま排出されています。もうひとつ浴槽があってもいいくらい湯量豊富です。お湯は源泉からすぐ送られてきているので新鮮かつ石膏臭なのか独特の臭いがあります。
湯に浸かって底を触ってみると、何やらザラザラしたものがあります。ゴミかなぁと思ってすくい上げてみると、アーモンドをスライスしたような白い凝固物でした。分析書には黄褐色沈積物を認めるとあり、パワフルなお湯であることを身をもって感じました。15人が参考にしています
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