-
3月上旬の来訪でしたが、まだまだ雪がたっぷりと残っていました。
宿の送迎はないので、鬼怒川温泉駅からタクシーを予約するか、女夫渕温泉のバス停から歩くことになります。
行きは登山道を3時間、帰りは林道を2時間ほど歩きました。
林道も、凍結してかなり滑りやすかったので、冬に歩くときはチェーンスパイクなどの装備があったほうが良いと思います。
かなり山深いところにありますが、宿の中はとても暖かく、部屋もきれいで広いです。
ただし、テレビなどはないので、人によっては退屈してしまうかも。
私たちは、お風呂に入ってはビールを飲んで……を繰り返して、退屈はしませんでした。
缶ビールやジュース類は、廊下にある冷蔵庫から取り出して、料金を入れる仕組みです。
冬でなければ近所を散歩するだけでも楽しいでしょうね。
また、携帯電話の電波も入らないという話でしたが、ドコモのFOMAは場所によってはつながるようでした。
お風呂は、内湯と露天風呂ですが、露天にも外気が入ってくるので冬は少し寒いです。
お湯は硫黄の香りのする新鮮なお湯がドバドバとかけ流されており、最高です。
お湯の出るシャワーはなく、壁からかけ流されているお湯を使って体や頭を洗うので、ちょっと洗いにくいかも。。。
外は寒いですが、露天風呂から眺める星空はとてもきれいでした。(濡れた髪の毛が凍りますが)
食事もとてもおいしかったです。
ただ、数年前にこちらに泊まられた方の宿泊記を読んで期待していたほどではなかった、というのが正直なところかも。
以前は、少しフレンチっぽいテイストの入った料理だったのですが、普通の和食になっていました。
料理長が変わられたみたいですね。
でも、季節を変えて何度でも訪れたい宿です。4人が参考にしています