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4月21日、三春の滝桜を見た帰りに立ち寄りました。桜並木の端にこの共同湯があります。入り口に暖簾がかけられていて、いかにも銭湯といった風情があります。
ところが、意外に奥が深いのです。湯殿にたどり着くには階段を何回も降りなければなりません。その途中には素泊まり用の部屋があります。
さて、温泉ですが、分析表を見ると使用温度は47度。結構熱い感じです。ところが、湯船に入るとそんなに熱くは感じません。やや白濁したかのような無色の源泉がとうとうと注がれ、湯の花が舞っています。湯船の底にはざらざらとした粒が無数にあります。おそらくカルシウウムでしょう。酸性泉と表記されてましたが、カルシウム・硫酸塩泉で溶けていたカルシウムが析出したものに違いありません。
PHが2・5ぐらいなのにすごく柔らかな感じです。肌がつるつるになりました。これほど酸性度が強いとガサガサになるのが普通ですが、まるで違いました。
脱衣場が破損していたこと、それを除けば言うことなしです。受け付けの女性の応対もよく、料金も安いのでおまけで満点です。1人が参考にしています