口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年10月14日)
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親戚の叔父さんちに来たような民宿
那須温泉元湯鹿の湯通りから少し坂道を上がった高台に位置し、共同浴場「滝の湯」の裏手に佇む、コスパが良く家庭的な季節の料理が美味しい民宿。那須湯本温泉の民宿は内湯がないところが多いのですが、こちらの宿にもありません。従って、地元の方と民宿の泊まり客だけが使える共同浴場が2ヶ所あります。この共同浴場に入りたくて、平日に一泊二食付で利用してみました。
ご主人はフレンドリーで、部屋に行く前に炊事場へ。フライパンで出してくれたのは、取れ立ての大蜂(スズメバチ)の子の油炒め。蜂の子を食べるのは信州の温泉地で経験済みですが、こちらはかなりビックサイズで、ほぼ原形を留めたなかなかのビジュアル。食べてみなと言われ、つまんでみると、地味豊かな味わい。イナゴの味に似てますねと伝えると、的を得ていない様子。ご主人は蜂取り名人らしく、御用邸に入れるのはご主人だけなのだとか。館内にも大きな蜂の巣が飾られています。
この日は、2階の4畳半の角部屋に宿泊。窓から、共同浴場「滝の湯」の屋根と温泉街を眺める景色。浴衣は貸してくれますが、タオルや歯ブラシはありません。猫ちゃんがいるのですが、あまり人懐っこくないのかな?
早速浴衣に着替え、電子錠を持って共同浴場「滝の湯」と「河原の湯」へ。いずれも気持ち良すぎて、まったりしすぎちゃいました。(詳細は、各共同浴場の口コミで)
宿に戻り、夕食は6時から部屋で山の幸に舌鼓。食前酒は、コンフリ酒。菊花浸しや冬瓜そうめん、シドミの天ぷらが並びます。鹿肉のステーキは、クセがなくて旨い。冷酒「天鷹」がすすみます。鮎の塩焼、既に味見済みの大蜂の油炒め、生姜スライス、里芋と鹿肉汁。ご飯も大盛りでお腹いっぱいになりました。
翌朝も、共同浴場「滝の湯」で白濁湯と硫黄の香りに包まれ至福の湯浴み。行き帰りの坂道はあるものの、近いので気楽に行けるのがいいですね。
朝食も部屋で。身欠き鰊主菜の和定食。いくらの醤油漬や玉子焼、納豆と漬物。ナメコの味噌汁と大盛りご飯で満足しました。
一泊二食付で7000円(税込)を切るというコスパの良さや、食事も美味しく2つの共同浴場に入り放題なのが、リピーターが多くなる理由なのでしょうね。23人が参考にしています
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