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投稿日:2022年10月16日
組合員と民宿客限定の鄙びた共同浴場… (那須湯本温泉 河原の湯(かわらのゆ))
きくりんさん [入浴日: 2021年10月26日 / 2時間以内]
55.0点
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組合員と民宿客限定の鄙びた共同浴場
那須湯本温泉の民宿街のやや外れにひっそりと佇む、地元の組合員と民宿の宿泊者しか利用できない鄙びた共同浴場。那須湯本の民宿に泊まったので、平日の午後利用してみました。
民宿で借りた電子錠を扉にかざすと解錠され、扉を開けて中へ入ります(出る時は鍵不要です)。
棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。木造りの浴室に入ると、左側に1人分のかけ湯槽がある洗い場。アメニティは、共同浴場なのでありません。というか、「滝の湯」と同様に壁に「・温泉にはすぐれた洗浄力と殺菌力がありますので、石ケン ボディーシャンプー等は使用しないでください・普通のシャンプーは使用できます」と記されているので、しっかりとかけ湯します。
左側に2人サイズの木造り内湯が2つあり、いずれも白濁した酸性明礬泉(源泉名: 行人の湯)が源泉かけ流しにされています。湯口は木の栓で調整され、泉温69.9℃を加水・加温せず、手前の「あつめ」の浴槽で42℃弱、奥の「ぬるめ」の浴槽でも39℃位で供給。肌がスベスベする浴感です。循環・消毒もなし。ちょっとぬるくなっていたので、栓を緩めて新湯を増量。湯口の湯を口に含むと、硫化水素臭がして酸っぱ苦い味がします。
程なくすると組合員の方が来られ、もらい湯をさせてもらっている気持ちで、こんにちはと挨拶。小さな浴室でもあり、無言のままでも気まずいので、地元の方ですか?と尋ねると、近くに別荘を持っていて、組合員になっているのだとか。
「滝の湯」よりも、ここは自分の好みの湯温に調整できるから、こちらに来ることが多いとのこと。なるほどなぁと納得していると、ごゆっくりどうぞと上がられて行かれました。
別荘+組合員でジモ専の共同浴場に入りまくりなんて最高かも‥なんて妄想しつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
なお、分析書は細かい成分等が記されていない簡易的なものしかありませんでした。19人が参考にしています