-
昨日、泊まってきました。茶臼岳は残念ながら濃霧に覆われて美しい景観を見ることは叶いませんでしたが、そんな憂鬱を飛ばす程の旅館でした。
通されたのは本館二階角の部屋でした。眺めもよく川のせせらぎが耳に心地良かったです。
テレビも当然無いので早速、疲れを取るべく岩風呂へ入りました。入り口には「ぬるめ」と書いてありましたが、41~42度と丁度良い湯加減でした。一方、檜風呂の方は湯温が高く43~44度くらいだったでしょうか。檜風呂の窓から見る外の景観も素晴らしい物でした。
食事は確かに質素そのものですが、歩き疲れて空腹の状態なので全て平らげてしまいました。(ご飯は一人一おひつです)他の登山客も食事を残す方は皆無でしたね。自然の中を歩いて満喫し山の秘湯に入り質素だけれども美味しい食事を頂く・・・考えてみれば、とても贅沢な事なのかも知れません。ちなみに私はランプの宿という事で小説を持参しました。聞こえる音は川の音のみ、ランプの灯りの下で読む小説は都会で読んでいた雰囲気と違ってました。来年もお気に入りの小説を持参で「大黒屋旅館」に泊まろうと思います。
それとビールも売ってます。1本\500と少々高いですが、ほろ酔い気分で高原の星空を眺めるのも一興ですよ。
空気が澄んでいるので星灯がとても綺麗です。8人が参考にしています