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5月13日日曜日、午後の15:30頃---
イーダちゃんはややたそがれの兆候を見せはじめた太陽の光を浴びながら、鳴子温泉駅前のベンチに腰かけて、旅の余韻を楽しみながら、のーんびりこんと「ぽっぽの足湯」をひとり楽しんでおりました。さっきまで女の子やら家族連れやら、いろんな足湯仲間がこちらに足を浸していたのですが、たそがれの予兆と共に彼等は風の如く去り、いまやイーダちゃんとそれを見守るタクシーの運ちゃんの眠そうな瞳があるばかりです。
湯あたりの歯ぐきは猛烈に晴れてズキズキと痛むけど、鳴子はよかった、まっこと、サイコーの温泉地でありました。
サンキュー鳴子、と胸中でハードボイルドにつぶやくと、それに返事を返すような絶妙のタイミングで、遠くで鳥がぴーひょろろと鳴きました。
古川行きの電車のアドバイスが流れはじめます。
どれ、そろそろ腰をあげて、乗り込みませうか・・・。
(ここで訂正とお侘び:イーダちゃんは別府のクチコミあたりから、何故かぴーひょろろと鳴くのがうぐいすだとばかり思いこんでおりまいた。馬鹿です(^^;うぐいすはホーホケキョなのに。あーん、恥ずかしい。スミマセン<(_ _)> )0人が参考にしています