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鳴子温泉郷では珍しく国道沿いにあるため、それと気付かず通り過ぎてしまいました。一見民家のような建物に入り、フロントで外風呂の場所を訊ねると、建物の外にあるらしく、料金も別(支払いも別で、向うにいるおじいちゃんに払ってくださいとのこと)。正直、目当てはその外風呂だったのですが、せっかくだから内風呂にも入ることにしました。
内風呂は洗い場3箇所の小さな造りで、浴槽も三角形。しかし、湯船には濃い茶褐色をした純重曹泉が掛け流されています。
いったん建物の外に出、外風呂を探していると庭先にそれらしき湯小屋が。中から声が聞こえているので、母屋の軒先に用意されたベンチで待つことにしました(外風呂は混浴)。普通の混浴なら構わず入るところですが、湯小屋があまりにも小さいので、先客がでるのを待つことにしました(実際「入浴は30分以内で・・・」という注意書きがありました)。
湯小屋の中は想像通り小さなもので、ここでも純重曹泉が掛け流されています。内湯も比較的熱めの湯でしたが、ここはさらに高温でより源泉に近いものと思われます。浴槽には真っ黒の湯の花が付着しており、一見黒いお湯のようにも見えます。
庭先に共同湯(混浴)があり、その日も近所のおばあちゃん、親子連れの方が入浴していました。このような温泉が健在であることに本当に嬉しくなりました。1人が参考にしています