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以前は戸隠村の施設で、合併後は長野市の施設になっています。長野市街から、そそりたつ山の間を縫うように走る国道406号で、白馬方面へ抜ける途中にあります。
トレーニングルーム、マレットゴルフ場、ゲートボール場などを利用できる健康増進施設に設けられた浴場で、温泉だけを楽しむ施設ではないようです。けれども長野市民でなくても気軽に立ち寄り湯を楽しむことができるようにはなっています。
受付を済ますと渡り廊下を伝って別棟へ。そこはトレーニングルームもある大きな建物です。廊下を少しすすむと右手に浴室の入り口があり、暖簾がかかっています。浴室は長方形の飾り気のない湯舟が一つあるだけです。施設の名のとおり、木をふんだんに使ってあり、天井は高く造られています。窓も大きくとられていて、とても明るくきもちのいい印象でした。私が訪れたときは、地元のお年寄りがお二人入っておられました。
お湯は無色透明で、これといった特徴は感じられませんでした。源泉の温度が低いため加熱し、循環させています。湯口の横に蛇口があり、それをひねると源泉が出てきました。温泉分析所では無臭となっているのですが、その源泉からは硫黄のにおいが感じられました。これをこのまま使った湯船があればいいのにと思いました。
あまり人には知られてなさそうで、また、温泉がとても魅力的というわけでもないので、ゆっくりしたいときにはいいかもしれません。1人が参考にしています