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一昨年、全国放送で一陽館が無くなる!(後継ぎがいない)といった内容のTV番組が放映されました。
それから俄かに入浴客が増加して、週末などは入る隙間がないほどの混雑です。後継ぎ(ご子息)も戻ってきました。
古くは宿泊可能の旅館だったそうですが、現在は入浴&休憩のみの利用です。
ここのご主人お話好きで、初めてのお客様には源泉を見せ、その効能について講釈を聞かせてくれます。
これを聞くために初めてのふりをして訪れる方もいるようです。
母屋(受付&ご主人のお住まい)と浴舎(1階は内湯、2階は休憩室)に分かれています。
初めてのお客様は建物の鄙びた感じと温泉の色に感動されますね☆
お風呂は内湯(男女別)と露天風呂(混浴)があります。どちらもオレンジ色の濃い温泉ですが、源泉のブレンド方法の違いから微妙に差があります。
脱衣所は内湯にしかないので、露天風呂へ移動するときは素っ裸で(タオルで前を隠して)庭先を20mほど移動しなくてはいけません。
男女を問わず、端からみると滑稽です。(笑)
内湯(脱衣所)に寄らず、直接露天風呂へきて湯壷の周りで着替える常連さんもいらっしゃいます。(実は私です)
温泉成分がとても濃いので、肌に浸透する感じがよく判りますよ。
いかにも効きそうって感じです♪
タオル禁止ではありませんが、ほとんどの女性は裸で入浴されていますね。
何故って?
タオルを入れるとアッという間にオレンジ色に染まってしまうからです。洗濯しても全く無駄です。
お湯の中に入ってしまえば、色が濃いので全然見えませんから大丈夫ですよ。
と~っても温い(38℃前後)ので長湯が楽しめます。6人が参考にしています