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常連さんで何時いっても賑わっている愛すべきお湯です。内湯は新鮮な
お湯が掛け流され、混浴の二つの露天は掛け流しの湯船と数日寝かせたお湯?に足し湯をしている湯船(色はほとんどオレンジジュース)があります。お湯自体は温めで、小一時間ほど浸かっていかれる方も多く見られます。
ここのお風呂の名物は、お湯の色や、湯船や床にびっちり付着した鉄分が描く模様、コップ一杯ですら飲み干せないほどに塩っ辛いお湯、内湯から露天風呂まで手ぬぐい一丁で湯小屋の外を移動する男達、昔ながらの湯治場を感じさせる年季の入った湯小屋、そして、お湯屋の親父さんのきさくな人柄と、初めて訪れた方が全員受ける名物の源泉講座(気化した炭酸の濃さにはのけぞります)です。リゾート系温泉を好まれる方にはハードルの高いお湯かもしれませんが、お湯屋の風情を楽しむ向きの方には貴重なお湯なのではないかと思います。
*洗髪をされる方は、ご注意ください。鉄分と塩分が多く含まれるため髪がごわごわになり、ブラシがとおりらなくなります。常連さん達は、家でシャワーを浴びなおすそうです。そうしないと翌朝の髪型が・・・。7人が参考にしています