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投稿日:2006年11月1日
文化財級の木造建築にハイカラローマ風呂 (瀬見温泉 喜至楼)
お金はだいじだよ~さん
[入浴日: - / - ]
44.0点
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温泉教授の百名湯(光文社版&DVD版)で紹介されている宿で、鳴子温泉から車で30-40分くらい、日帰りで行ってみました。
今まで本当に良く残っていたと思うほどの古い木造4階建ての本館玄関で、大黒様の置物の下に料金をおいて入湯しました(500円)。
お風呂は、メインの浴場には、ハイカラなタイル製の円形ローマ風呂と、一見、火山を思わせるような岩風呂がありました。今でこそひなびた印象がありますが、建築当時に、このようなローマ風呂を木造建築の内部に作ったことは、かなり斬新なことだったのだろうと思われました。
お湯は、ちょうど良いかやや熱め、きれいな透明で、茶色で短くちぢれたような湯の花がまっていました。お湯はかけ流し、中央柱の湯底に湯口があり、柱からは水がでていました。塩素なしだと思います。
あまり大したことないお湯かと思っていたところ、体が急にあたたまってきて、思いのほか長湯できないお湯でした。入浴後は、外気にあたってさっぱりするような感触でした。
瀬見町営5号源泉。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。67.3℃、pH 7.6。(mg/Kg) Na 466.0、K 2.4、Mg 0.4、Ca 174.4、Cl 537.1、Br 1.0、HS 0.1、SO4 581.2、HCO3 60.4、メタケイ酸 95.4、メタホウ酸 4.9、CO2 2.5、H2S 0.2。総計 1.950g/Kg。
メインの浴場は日帰りは混浴、15時以降は男女時間制のようでした。休日にもかかわらず貸し切り状態でしたが、もし他の男性がいるときには、脱衣場も丸見えなので、女性にはちょっときついかもしれません。5人が参考にしています