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青森県上北群七戸市ある日帰り温泉施設です。アクセスは国道4号線、「道の駅しちのへ」をさらに3-4キロ北上し七戸町役場のすぐ先になります。掘り当てられてから30年以上の歴史があるそうですが、建物は比較的新しい印象です。
入り口付近には風雪で塗装が剥げた(?)謎の福助人形など置かれ、初めて見たときはギョっとしてしまいました。その他フクロウの木彫りなども並んでいて、少々ミステリアスです。
内部に入ると受付周りにお菓子や野菜などの地物商品も賑やかに陳列されていました。秋に訪問したときには収穫したばかりの新米、津軽ロマンが30キロ袋で積まれており、東京では考えられない格安だったため、迷わず1袋購入しちゃいました。とても美味しい米で買って正解でした。
肝心の浴室はというと、大きく分けて内湯ゾーンとログハウスゾーン(私の勝手な命名です)の二つ。まずは内湯から。メイン浴槽、打たせ湯、足湯、サウナ、水風呂のラインナップで、メイン浴槽挟んで両端に銭湯タイプのカラン&シャワーがズラリと設置されています。青森では標準的レベルをしっかりとクリアーしたオールマイティー型の温泉銭湯といった様態です。
メインの浴槽は3分割され、半分がバイフラ&電気風呂仕様になっており、残り4分の1ずつが熱湯と温湯になっていました。湯船の中央に源泉の投入口が有り、それぞれの仕切りへ別々に源泉が投入される合理的かつ機能的なちシステムです。もちろん掛け流しで、湯量も至って豊富です。
やや黄色掛かった笹にごりの湯は、ツルツルと肌当たりが秀逸で、とても気持の良い浴感が楽しめます。泡付きも確認でき、なかなか実力派の湯です。内湯なのに足湯が設置してあるのにも驚きましたが、地元の方にお聞きしたところによると、ちびっ子用として利用されている頻度のほうが高いとのこと。そう言っている矢先に、兄弟らしきちびっ子が二人で仲良く浸かっていて、微笑ましい限り。
この内湯ゾーンだけでも充分楽しめるのですが、こちらの施設にもう一つログハウス調のサンルームのようなエリアが有り、脱衣所から豪華な欅名木の一枚板で作られた階段を上ったところにあります。そのまま裸で移動できますが、階段が滑り易いので充分注意してください。
ウッディーな空間に家庭用のバスタブが3つ設置してあり、常時掛け無しの状態で源泉が投入されています。湯温は温めの体感40度、横になりながら入るバスタブなので居眠り必須の気持ちよさが体感できます。
しかもこのバスタブ、それぞれボタンスイッチも付いていて、ポチっと一回押すと数分間ジャグジーが作動する贅沢な機能も付いています。まさにプライベートジャグジーです。内湯が生活湯だとすれば、こちらは癒しの温泉エリアといえるでしょう。
こういう趣向は他の施設ではなかなかお目にかかれるものではありません。空いている時間帯にじっくりと時間をかけて楽しんでいただきたい浴槽です。連れの報告によると女性用は大きめの円形浴槽が一つだったとのことで、男湯とは意匠が異なるようです。いずれにせよ骨抜きにされること間違いなしの湯で自信をもってお勧めします。8人が参考にしています