口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年8月6日)
7件中 1件~7件を表示
前へ 1 次へ
-
青い森鉄道の無人駅「小川原駅」から、徒歩で約1分。小川原湖の南に位置し、東北町と三沢市を結ぶ県道8号線沿いに佇む、昭和55年(1980年)に開業した温泉公衆浴場。土曜日の午後、利用して来ました。
入浴料200円は、玄関を入って左側の受付で。受付の前に男女別の浴室があり、男湯は右側です。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場。ドライヤーは、5分で30円です。
ガラス戸を開けて、大きな湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、両側と奥に22人分の固定シャワー付プッシュ式カランがある洗い場。公衆浴場なので、石鹸などのアメニティはありません。ちなみに、カランの湯も温泉です。
中央に12人サイズのタイル張り石枠内湯があり、ちょっぴり茶褐色がかった透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 中久根下泉)がサラサラとオーバーフロー。打たせ湯のように高い金属製の湯口からザバザバと注がれ、床のタイルの上を空のオケが流されてしまうくらい溢れています。泉温38.2℃を加温せず、そのままのぬるめで。町内に32ヵ所も源泉があるおがわら湖温泉郷で、最も泉温が低いのだとか。肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、ちょっぴり硫化水素臭がしてまろやかな味がします。
手前のスペースはかなり浅く、寝湯にぴったり。もしかして、子供用のスペースかな。湯口の下あたりも少し浅いので、波立って底がよく見えませんが、つまづかないよう注意が必要です。窓を開けると、駐車場と国道と線路という長閑な景色。のんびりと浸かっていたら、泡ツキも見られます。この時は時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態でまったりできました。
いつまでも浸かっていたい、ぬる湯の名湯。鄙びた外観からも一度は訪れてみたいと思っていましたが、一浴したらドバドバ・スベスベ・アワアワが忘れられない湯処ですね。
主な成分: ナトリウムイオン44.1mg、カルシウムイオン0.2mg、第一鉄イオン0.2mg、フッ化物イオン0.5mg、塩化物イオン5.8mg、硫酸イオン10.2mg、リン酸イオン2.5mg、炭酸水素イオン17.4mg、炭酸イオン35.5mg、メタケイ酸162.7mg、メタホウ酸0.4mg、成分総計0.281g
※なお、平成20年の分析書だったので参考までに45人が参考にしています
-
お湯はぬるいですが、ヌルヌルとしてて、肌はしっとりとなるし、やみつきになります。なにより、値段が大人200円と安すぎます。バスタオル等は持参しないといけませんが、この値段から納得です。またぜひ行きたいです。次は夏に行きたいです。
24人が参考にしています
-
青森県上北郡東北町にある日帰り温泉施設です。三沢方面から県道8号線を数キロ北上すると右側にあります。県道沿いですし、目立つ看板もあるため、迷うことはないと思います。
朝10時ころの訪問でしたが、位置口付近では猫の親子がのんびりと日向ぼっこをしており、ローカルでほのぼのとした時間が流れていました。内部に入ると、すぐ目の前で老婆がピータイル張りの床に正座をしながら新聞を読んでいて、少々あせりました(笑)。入浴したい旨を伝えると、若女将らしき女性が登場し対応して頂きました。
お風呂は内湯が男女各一のシンプルな構成。湯船は青森県の温泉銭湯ではお馴染みの中央配置、周りにカラン&シャワーが配されています。コンクリート製の湯船は手前側半分が寝湯のように浅くなっており、床部分がなぜか緑色に塗装されています。鉄パイプによる打たせ湯のような湯口や源泉の投入法もユニークで目を引きます。
湯口付近で体感40度弱の湯はヌルスベした浴感で、肌当たりもすこぶる良好。手前の浅い部分では湯温がさらに下がり38度弱といったところでしょうか。何時間でも入っていられそうな湯で、浴感といい、湯温といい、温湯ファンの心を鷲掴みにすること間違いなしです。地元の方の話ですと、もともとの源泉温度が低いため、冬場はボイラーによる加熱の上、掛け流されているようです。
この地域では少々地味な存在ではありますが、まったりと長湯を楽しみたい方にはオススメですので、是非ご訪問ください。
22人が参考にしています
-
夏の北海道旅行の帰途、立ち寄りました。北海道は初めてだったので、何度も来ている青森に着くとなんだかホッとした気分。八戸までの東北本線沿いには青森らしい温泉がいくつもあるので、一度行ってみたいと思っていました。
姉戸川温泉は小川原(こがわら)駅で降ります。駅から1分。朝9時からの営業。小さな踏切を渡って、朝一番のお湯に入ろうとばあさまたちがやってきます。線路際には花が咲き、いかにものどかな風景です。
脱衣所はカゴのみ。浴室に入ると意外に大きな内湯が中央に。お湯がうたせ湯状態で高いパイプから流れ落ちています。静かなお風呂にその音のみ響きます。そしてドバドバとオーバーフロー。透明で少し緑がかったお湯はアルカリ性単純泉。湯温は38℃。ヌルヌルな上に細かな泡が肌にまとわりつき、もうトロけそう。
カラン(もちろん源泉が出る)の数も多く広い浴室に5~6人のばあさまが点在。ひとりは床に横になりシャワー2つ使いで腰に当てている。ひとりはヘチマにて一心不乱に体を洗っている。浴槽のうたせ湯で斜めになったり横向きになったりして体の色んなところにお湯を当てているばあさまも。そんな光景を眺めながら、絶妙なヌルさのアワアワぬるぬるのお湯に浸かる。…極楽極楽。旅の疲れがじわじわと癒され、自然と眠くなってきます。いつまでもこのまま浸かっていたい…動くのがイヤ。そんな人間を骨抜きにするお湯です。
長湯して風呂から出ると汗が引かず、フロント横のイスでしばらくヘトヘトになっていました。
※写真は男湯 うたせ湯に打たれる人17人が参考にしています
7件中 1件~7件を表示
前へ 1 次へ