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小川原湖周辺には素晴らしい温泉がいくつも点在していますが、玉勝温泉もその一つです。三沢方面から県道8号線を北上し、県道219号を左折して東北本線の踏切を過ぎると直ぐ左側にあります。
館内に入ると結構広々とした受付があり、畳敷きの休憩室や硬貨を入れて小さなお子さんが乗って遊ぶ新幹線やら飛行機の乗り物玩具(ロデオボーイのように動くやつです:笑)があり、なんとも懐かしくなりました。まだ青森では大活躍のようです。
さて、こちらの玉勝温泉さんは標準的な温泉銭湯で男女別の内湯が各一というシンプルな構成となっています。浴槽は側室の中央に縦長二連に配置されていますが、このタイプの浴槽は恐山をはじめ青森では良く見かけるデザインです。
二連の浴槽は双方とも7-8人サイズで笹濁りの湯が掛け流されていました。体感43度やや熱めの湯は、サラスベした浴感ですこぶる良質な塩化物泉です。こうした良質の湯が当たり前のように銭湯で楽しめるところが青森の凄いところではないでしょうか。
手前の浴槽には「セラピスト」という装置があり、浴槽内で人工的に水流が作られていました。もともとは歩行浴のための装置とのことですが、こちらでは浴槽内の源泉を攪拌する機能を担っているようです。流れるプールを彷彿とさせる水流で油断すると流されてしまうほどです。地元のお父さんはこのセラピストのまん前に背中を押し付けるように座って、背中のツボを指圧されていました。そのお父さんのしたたかさもさることながら、よく流されずに座っていられるなと驚嘆しました(笑)。
ところで、こちらの玉勝温泉さんには、道を挟んで向かい側に宿泊施設の別館もあります。もちろんお風呂も付いていますが、素泊まりで2500円(自炊可能)というこれまた驚異的なお値段で宿泊できます。宿泊すればどちらの湯も利用できるそうです。県南地域の湯巡り拠点としても活躍してくれそうな施設です。
写真は外観と畳式の休憩室です。3人が参考にしています