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大型施設のようなものとは少し違うが、シルバーウィークでの利用ではやっぱり混雑。洗い場は6席しかないため、裸で立って待つ人も出るありさま。
混雑する場合、温泉施設によっては整理券を配ったり、係員が入出場をコントロールするところがある。その結果「それならやめておこう」というお客さんがいるかもしれないし、整理のための人手も必要になる。しかし混雑して裸で待たされたりイモ洗いになるよりは、待ってもらう方がみんなが不快な思いをしなくて済むので、そうしたことは気持ち良く入ってもらうための施設として誠実な対処法のひとつなのだろうと思う。そこまでの対応が無理だとしても、入るときに混雑の覚悟がいることだけでも告げれば印象が異なったりする。
こちらの施設はそうした洗練された対応のできそうなところではないのだが、加えて受付が空であったり、接し方がぞんざいだったりと、わりとラフなところだと見受けられる。
風呂場は木製の浴槽が二つ並んであって、一方の浴槽に源泉が注がれ、そのオーバーフローした分が二つ目の浴槽に流れるようになっている。その結果二つ目の浴槽では湯が温くなってしまっている。温いのはいいのだがイモ洗いとなった一つ目の浴槽のお下がりというのが気持ち悪い。
透明の、しかし水のように透明度は高くはないヌルヌルを感じることができる湯。飲線も可能で無味、無臭。温度が低いのはゆっくり入るのに適している。人さえ少なければ、湯は私にとって真ん中近いストライク。
設備としては、シャンプーやボディソープを完備。カランが少々使いにくくてシャワーの出も悪い。ドライヤーはなかったような気がする。駐車場が少々遠くて、行き帰りは坂を歩くことになる。4人が参考にしています